テーマ:ニュース(99410)
カテゴリ:時事
様々な理由により不登校などになった若者たちを受け入れるフリースクールのひとつである丹波ナチュラルスクールで虐待暴行事件が明らかになった。
8月に少女達が「脱走」した後は、部屋のドアに外側から三重もの施錠を行っていたと言う。 今回脱走して近所のコンビニに助けを求めた生徒たちは、そのドアを打ち破って逃げ出したようです。 朴聖烈という責任者とその妻が逮捕されたようですが、責任者は「躾のために平手で打った」等と供述、妻は容疑自体を否認しているようです。 証言を集めてみると・・・ トイレは日に数回決められた時間帯のみ 風呂は夏場で2日に1回、冬場は5日に1回 入校したその日から殴られた その他もろもろ・・・ 思い出されるのは「戸塚ヨットスクール」と言うよりは、むしろ「オウム真理教」に近いような気がします。 かつてサテアンと呼ばれた道場の中で繰り広げられた、あのカルト・テロ教団の内部で強いられていた生活を髣髴とさせます。 心を閉ざした者に、いかなる物理的な強制も、その心的療育に効果の無いことは明らかな事実である。 抑圧と否定と阻害こそが、こうしたフリースクールに入っている若者たちを、そこへと追い込んだ元凶であるはずです。 この朴なんとかという代表者には、フリースクールを運営する資格も資質も無いことは明白でありましょう。 ましてや暴力が振るわれているのですから、全く許すことの出来ない振る舞いです。 現在NHKのドラマで「キャットスクール」が放送されていて、こうしたオープンスクールが採り上げられています。 さすがにドラマは理想像に過ぎる面も否定しがたいのですが、本来在るべき姿を提案しているように思うのです。 来たければ来れば良い、来たくなければ来なくても良い。 今回の丹波ナチュラルスクールのように、監禁して暴力を振るうのは、全くのお門違いであり、単なる犯罪行為に他ならない。 政府等も早急に全国の同様施設について、緊急かつ徹底した調査を実施するべきでありましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月10日 15時17分27秒
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