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カテゴリ:仕事
7月の雇用統計が発表になりました。
完全失業率は更に悪化して史上最悪を更新。 5.7%という完全失業率は、かつて終身雇用制度が盤石であった時代の日本からは到底考えられないような高い水準です。 一方新たな求人数をみる指標である有効求人倍率も、僅かながら悪化していて0.42倍となりました。 仕事を求めている人100人に対して、求人数は42人分しかないという数字です。 完全失業率は男性に限ってみれば実に6%以上に上っていて、シャレにも冗談にもならない、切羽詰まった状況です。 失業者が減らなければ、消費の向上も税収の伸びも期待できず、逆に社会保障費の「現役」負担割合は増すばかりです。 有職者でさえ日々の家計に汲々としている中、これ以上ない閉塞感が日本中を覆っていると感じます。 確かに雇用統計の諸指標は、いわゆる「遅行指数」ですから、実際に景気の回復もしくは底打ちがあってから、数値回復するまでには更に期間がかかります。 しかしながら悪化に歯止めが掛からない状況を見れば、結局日本経済は未だに底を打ったのでもなければ、ましてや回復基調に乗ったのでもないのだと、そう思わざるを得ません。 総選挙まであと2日。 失業の只中にいて、日々不安な中失意や絶望と壮絶な闘いを繰り返しておられる方々にこそ、是非投票にも足を運んで欲しい。 投票の内容はどうであれ、とにかく主権者の一員として、その権利を行使することで、自分がこの国の主人公であることを噛みしめ直して欲しいとも思うのです。 閑話休題。 今日酒井法子が起訴され、合わせて所属事務所から解雇されました。 彼女の場合の失業は、まさに自業自得なのですが・・・折も折、我々善良なる市民の雇用は何としてもしっかりと守ってもらいたいものだと切に願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月28日 19時41分31秒
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