漸く本年の全業務が終了し、今夜無事仕事納めとなりました。
　世界的な不況の影響は当社にも深刻で、本当に厳しい一年でした。

　営業の現場からは悲鳴が上がり、やがて深いため息へと変わって行き、本社企画部門も必死の知恵を絞りだしながらも、なお売り上げも利益も対前年比横ばいを維持するのがやっとの状況です。
　コスト削減は極限にまで達し、社内には何ともやりきれないほどの閉塞感が。

　貸し倒れの発生もありましたし、残念なことに社内での不祥事も起きてしまいました。
　あがき続けながらの波乱続きの一年だったと、今ゆっくりと思い起こしながら、改めて溜息の出る思いです。

　昨年末「来年は大変な一年になる」と、いわば覚悟を決めて臨んだはずの０９年ですが、想像以上に厳しい年になりましたね。

　さて、来年をどう展望したら良いのでしょうか？
　どんな覚悟で新年を迎えたらよいのか？
　こんなにも心穏やかならない年末は記憶に無いほどです。

　それでも時は確実に流れて行き、今年もあと５日ですね。
　この冬期休暇、じっくりと心を落ち着けて、行く末の覚悟を見定めて行きたいと思います。

　新年を喜びと希望とで迎えられる、そんな当たり前の世の中に早く戻って欲しい。