テーマ:私の手帳活用法(1249)
カテゴリ:仕事
アメリカのスティーブン・コヴィー氏の著作「7つの習慣」から生まれたシステム手帳「フランクリンプランナー」に関する日本国内の事業権が譲渡された。
もともとこの手帳はフランクリン・コヴィー社が開発し販売を手掛けていて、同社の物品販売事業の中核に位置する事業です。 しかも最大の商品である「7つの習慣」の実践ツールとして開発されたもので、いわば同社の顔とも言うべき商品でもありました。 今回事業譲渡を受けたのは「フエルアルバム」で有名なナカバヤシで、同社はプランナー用の別事業会社を設立するようです。 ナカバヤシは前記フエルアルバムのヒットで有名ですが、最近では写真のデジタル化やポケット型アルバムの全盛であり、恐らく中核商品の市場性はかなり低下してしまっていたのでしょう。 一方フランクリン社が、何故中核商品の事業を譲渡したのか? 採算が合わなくなっていたのであれば、そんな事業を敢えてナカバヤシが引き受けるはずがありません。 我が国における「手帳事情」が変容してきているのかもしれません。 或いはセミナー等の「無形商品」へと選択と集中をするのかもしれませんが、いずれにしても真意が良く分からない事業譲渡のように感じます。 長年同社のプランナーを使っている身としては、何とも釈然としないプレスリリースです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月16日 18時25分03秒
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