「サウンド・オブ・ミュージック」
「サウンド・オブ・ミュージック」 1965年 監督・製作:ロバート・ワイズ多分、初めて見ました。確か学校の音楽の時間に見たと思ったのですが、どうやら一部分だけだったみたいです。見る前のは『高原で女性と子供達が歌っている』という物。そんな感じで明るい物をイメージしていたのですが、ドイツ(ナチス)によるオーストリア合併が背景にあって、結構深刻だったり…。ぜんぜん知らなかったわ。物語は、歌が大好きなエレルギー溢れる修道女見習いのマリアは、トラップ家の家庭教師に。やんちゃな7人の子供達のハートをゲットして、母親の座も射止めます。有能な軍人であるお父さん(トラップ大佐)にナチスから召集がかかりますが、オーストリア愛国者のお父さんはそれを拒否して、一家全員で国外逃亡しました。めでたしめでたし。……間違ってはいないと思う(笑)。最初字幕で見て、その後吹き替えはどんな声だろうと聞いたのですが、かなり上品なマリアさんになっていますね。うん、実際のマリア(ジュリー・アンドリュース)のままの声の方が良いです。修道女さん達はお茶目でカワイイです。「修道長様、私は罪を犯しました」そう言って車の部品を外したり。なんのかんの言いつつも、マリアが大好きなんだなぁと。最初はおてんばで手に負えないマリア。帰ってきたと思ったら、深刻な顔して閉じこもってしまった。そして次は結婚するとの挨拶。びっくりしたでしょうね、修道女さん達も。でも皆マリアが好きだから心から祝福したんでしょうね。電報青年とトラップ家の執事にはガッカリでしたが、その他は大抵良い人達で好感が持てます。マリアを追い返したキンパツ男爵夫人は最初はヤな感じでしたが、最後はキレイに身を引いてくれたので、『大人の女性なんだな…』と高感度アップ。