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テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:【碁】碁席の話
わが碁会所に電子碁盤がやってきた。棋譜三昧さんがご好意でくださったものだ。(こんなものです)なんでも以前からこのブログを読んでくださっていたそうなのだが、正直びっくりしました。高価なものなのに申し訳ないという気持ちです。
ということで何回かに分けて、電子碁盤の効能・活用法などについてレポートしてみようと思います。 生徒などにも棋譜を取る重要性はよく言っているし、生徒が少なかった頃はつきっきりで観戦して棋譜をつけてやったこともあった。自分が何をしていたかということを知ると結構勉強になる(恥ずかしくなる)ものなのだ。 しかし、打った碁が記憶に残るのは一手一手に意味を持たせることができるようにならないと難しくて、個人差はあるがまず有段でないと無理としたものだ。 その点便利なのがネット碁で、自動的に棋譜が残る。入門段階ではあまりお勧めはしないが、一桁級ぐらいになってきたらネット碁を打ってみるのはよいことだと思う。ただ世の中にはパソコン音痴とかパソコンアレルギーな人もいるので、そこがネックになる。 そこで、というのが(多分)この商品だ。パソコンとしての要素をほとんど外に出さず、タッチパネルの操作だけで対局できるようになっている。極力電子機器という要素は取り払われ、碁盤に打つのと同じような感覚で接することができる。そんなところに狙いもあるし、魅力もある商品だと思われる。 この道具を手に入れて、まずこども教室で使ってみようと思った。以前より生徒が増えて、一局一局をゆっくり観戦できなくなっているのが最近の悩み。レベルは上がってきているけど、棋譜が思い起こせるほどの子はまだ少ないのが現状なのだ。あとでゆっくり指導したい対局をこの電子碁盤で打たせれば効率的な指導ができるのではないかと思った。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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