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テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:【碁】碁席の話
今日は小笠高校の囲碁部の生徒さんが出稽古に来てくれました。隣の隣町の高校なのでかなり距離はあるのですが、顧問の先生が引率して遠征に来てくれたのです。連れてきてくれた生徒さんは2名で、三段のAくんと初段のMくん。
私はお昼に指導碁の予約が入っていたので、まずは他のお客さんと対局してもらうことに。今日はちょっとお客さんが少なくてせっかく来てくれたのに残念でしたが、声をかけたら広太郎がすぐ駆けつけてくれて助かりました。(ありがとう広太郎)とりあえずAくんと対戦してもらいました。Mくんはちょっとしてから来店されたY口さんと対戦。 Aくんはなかなか長考派らしく、じっくりと考えて打っています。広太郎もつられて考えてかなりの大熱戦のようでした。Mくんはさくさくと対局をこなし、Y口さんの次はI坂さんと対局。手が空いた私は顧問の先生と打ち、次にMくんと対戦。そのころやっと広太郎VSAくんの対戦が終わり、A君勝利。Mくんと入れ替わりでAくんとも1局打ちました。 顧問の先生には向5子で負け。がっちり打たれてあまりチャンスは無し。きっちりとしたうち回しが印象的でした。 Mくんとは向6子で、最後はこちらのポカで負け。先手で気化してから打たないといけない手を、ウッカリ飛ばしてどうにもならない形に。情け無い。もっともそれがなくても黒は優勢を維持できていたので、あまり関係なかったでしょうか。Mくんはちょっと薄いところがあるけど、大場の感覚がしっかりした碁ですね。 Aくんとは向4子で、中押し勝ち。Aくんはなかなか力自慢なのですが、なまじっか力が強いばかりに全部頑張ろうとしてしまって、結果的には破綻してしまいました。長所と短所は表裏一体なので、この1局の結果だけでどうこうはいえませんね。持ち味が裏目にでたということでしょう。腕力があるので、押したり引いたりという駆け引きのコツがつかめれば飛躍的にのびるでしょう。 顧問の先生、生徒さんとも非常に熱心なのとマナーのよさに感銘を受けました。終局後まっさきに「どこがいけないですか?」と問いかける表情から、本当に強く成りたいという気持ちが感じられましたね。真剣に取り組む姿というものは、見ていてとても気持ちのよいものです。 ちょっと遠いのであれですが、また機会があれば是非練習に来てほしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/12/25 09:16:00 PM
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