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テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:【碁】プロ棋戦
本因坊戦はすごいことになった来ました。高尾本因坊危うし。ただし、昔は3連勝3連敗の後は続けて負けることが多かったのだけど、ここ2回ばかりは勝ちのケースが続いている。要するにどうなるか分からんのです。
ここまで両者の力がかみ合ったという感じの碁がないように感じられるので、最終局は死力を尽くした半目勝負を見せてほしいですね。 名人戦はあっさり井山挑戦が決まりました。本因坊戦もそうでしたが、最終節をまたずの決定はやや拍子抜けです。最終戦が依田戦だっただけに、最後までもつれた方が面白かったのですが。 とはいえ期待の井山七段登場で俄然面白くなりました。張栩も21歳くらいで王本因坊に挑戦しましたが、そのときの張栩名人と現在の井山七段を比べると、やや井山七段のほうが厚い気がします。少なくとも総合力やバランスという点では勝っているように見えます。 話はそれますが張栩名人は、非常に棋風を変化させた棋士ですね。深い読みと鋭い着想、実利重視。そういった基本線は変わらないものの、本因坊初挑戦した頃と現在では全然雰囲気が違います。タイトル戦を戦うたびに、相手の長所を取り入れてマイナーチェンジしてきた印象があります。王銘エン、依田紀基、高尾紳路。特にこのあたりの棋士の影響が強い感じがします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/07/18 11:12:59 AM
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