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「市田柿」という干し柿がある。 このへんの名産品だ。東京あたりでもスーパーなどで売っている。 これがまた、めちゃくちゃ高いのである。 地元では普通に食べられているのに。 この市田柿、表面に粉がふいている。 一時は「カビが生えているのでは」と問題になったらしい。 カビではない。このまま食べたって病気にはならない。 あれは表面からにじみ出た糖分で、主にブドウ糖なのだそうだ。 最近では、健康食として人気が高いらしい。 天竜川の川霧があがってきて、毎年この頃になるとあたりは 真っ白になる。このつめたい霧で、柿が甘く、おいしくなる。 柿農家は大変な時期を迎える。機械化がすすんではいるけれど、 手作業も少なくない。 今朝、起きると外が真っ白だったのだ。 この霧をみるたび、私は市田柿を連想してしまうのである。 ■ 下伊那のくだもの ■
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最終更新日
October 22, 2004 02:01:01 PM
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