むか～しむかし、「なめ猫」というキャラクターがありました。
私が小学生の頃です。本物の猫が暴走族のカッコをしていて
「なめんなよ」とつっぱっているのですが、当時動物愛護団体など
が「虐待だ」と大騒ぎをしていた様に思います。

なんだか流行っていましたが、私はぜんぜん興味がありません
でした。子どものころからアマノジャクで、流行モノには食指が
動かないのです。

あるとき、おまつりでくじを引いた私は、
「なめ猫免許証」というのを当ててしまいました。
「なめ猫」の写真の下には「死ぬまで有効」と書いてありました。

なんだこりゃ……いらん！
と思ったものの、なんとなく捨てられず、今に至っています。
たぶん、引き出しの奥あたりに眠っているのではないでしょうか。
お好きなかた、ごめんなさい。

さて、この「なめ猫免許証」が食玩のオマケとして復活したそう
です。

なめ猫免許証

これを見た私の感想ですが、
あの頃と同じく「いらん！」です。
芸能人の名前をもじっていたり、妙にバリエーションが
豊富だったりして却ってつまらなくなっているような……。

ターゲットは私よりすこし上の層でしょうか。
全12種＋SP2種だそうですが、コンプリートを狙って「大人買い」
するひとはいるのでしょうか。

とある本に書いてあったことばが思い出されます。
「オトナ買いというが、本当のオトナはこんな買い方はしない」
名言だと思いました。