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カテゴリ:ひとりごと
知人のお子さんが受験と聞き、ふと自分のときの事を思い出しました。
私は大学入試の当日、試験会場でぶっ倒れてタンカで運ばれたことがあります。 その日は朝から何となく具合が悪かったのですが、それでも休むわけには いかないと、足を引きずるようにして出かけていきました。 国語、社会、英語の順だったのははっきり覚えています。国語までは意識が あったからです^^;。 社会の半分くらいで頭がクラクラしてきて、英語の前に一度倒れました。 「大丈夫? もう、やめますか?」と聞かれて 意識が朦朧としはじめましたが、私は「いえ、続けます」と答えた様に 思います。そして英語の試験に臨んだのですが、正直申しますと何を 書いたのか覚えていません。 それでも何とか試験を終え、外へ出る頃になってどうしようもなくなり 傘を差しかけてくれた隣の女性に「すみません、医務室はどちらですか」 と言ったなり目の前がグレーになりました。 その場に倒れてしまった様です。 タンカで運ばれているというのは何となく判りました。 不思議と試験の結果は気になりませんでしたが、苦しいやら怖いやら 恥ずかしいやらで混乱していました。 お医者さんが服を緩めようとしたら助手のかたが 「ちょっと先生、この子女の子ですよ!」と言ったのと、 点滴がどうしても出なくて「手の甲にするからね、痛いわよ~」と言われた のは印象に残っています。 散々な目に遭いましたし、周りに迷惑をかけまくりましたが 何とか合格し、その大学へ通い、卒業して10年になります。 受験生の皆さん、頑張っていらっしゃるんでしょうね。精神的にも 肉体的にも疲れきっている頃なんじゃないかと思います。 でも最後は「気力体力時の運」だと私は思うのです。最後の最後まで 諦めなければ、きっと道は拓けます。無理は禁物ですが。 cf.) 知力体力時の運 もうひとつ。 私は試験の前日、勉強する気になれなくて漫画を読んでいました。 月刊誌か何かに連載していたポーランド分割の話……。 それまで気にも留めなかったのに、不思議と何度も読み返していたのですが そこに出ていた人物が、なんと試験に出ました^^;。 大学へ通う様になってから買い揃えたのは言うまでもありません。 ・天の涯まで ポーランド秘史(上) ・同、(下) オススメです(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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