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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:歯医者/健康
皆様ごぶさたしております。
4歳の息子が保育園に行き始めて早や3ヶ月、その間いろいろありました。 書きたいことも山ほどあったんですが、何でしょうねえこの余裕の無さ。 さて、心配していた息子でしたが園生活にもすっかり馴染み、お友達もできて (女の子の話ばかりですが^^;)一安心、病気をしょっちゅうもらって くるのも話に聞いていたとおり。 が、ゆうべは本当に肝を冷やしました。 熱性けいれんです。 火曜日の夕方、急に熱があがったため(39.1℃)お医者にかかったその夜中のこと、 息子が突然両足を突っ張ったかと思うと口から泡を吹き硬直するではありませんか。 目は白目になっており意識はなく、呼吸もろくにしていませんでした。 熱を心配してたまたま傍にいたダンナ、息子の名前を呼びますが反応ナシ。 私は咄嗟に「熱性けいれん!?」と思いましたが見ると聞くとでは大違い。 刺激してはいけないこと、発作は数分でおさまることなどは知っていました。 ただはじめてみる息子の姿に半ばパニックを起こしかけていました。 数分が長く長く感じられ、最悪のことばかりが頭の中をめぐっていました。 冷や汗でしょうか油汗でしょうか、なんだかよくわからない汗がたくさん出ました。 救急車を呼ぶ間も声が震え手が震え、息子を助けて、助けてと叫びたいのを 必死にこらえていました。冷静になろうとつとめましたが、たぶんあまり上手く 行っていなかったと思います。 それでも何とか保険証やらバスタオルやら必要なものやらを揃えることができました。 救急隊のかたから人工呼吸するよう指示がありましたが、私が混乱していたその間 も気道を確保し人工呼吸をし続けたダンナを見ると少しずつですが不安が和らいで いくのがわかりました。 救急車が到着し、救急隊員のかたが3人見えました。 処置は10分ほどだったでしょうか、酸素吸入が行われ、息子は目を瞑っていまし た。ダンナは終始冷静でした。私は邪魔にならないようにしていましたが、後から 気づくとなぜか掛け布団を隣の部屋へ運んでいた様です。意味不明でした。 救急車の中で息子が目を開きこちらを見ていました。 声は出ませんが呼びかけに答えているのがわかりました。 病院ではやはり「熱性けいれんでしょう」と診断され、 発症した子どもの2/3は一度きりで発作をおこさないこと、 熱の急な上がり下がりによって引き起こされることがあるということ、 「起こしやすい体質」というものがあり遺伝するらしいと判っていること、 命にかかわる発作ではないので吐瀉物を詰まらせないよう首を横に向け、 落ち着いてとにかく観察すること、 等の話があり、 けいれんは左右対称であったかどうか、そのとき目はどちらを向いていたか、 硬直していた時間の長さなどを聞かれました。 家に戻って明け方、悪寒戦慄らしきものが一度ありましたが2分ほどでおさまり その後熱もあがったりさがったりしながら少しずつ落ち着いてきました。 久しぶりに息子の声を聞けたときには思わず涙がこぼれました。 熱性けいれんは殆どの場合、命にかかわるものではないそうです。 後遺症も滅多に残りません。 けれどもあんなに恐ろしい思いをしたのは初めてでした。 ダンナは2歳のとき、同様の発作を起こしたことがあるそうです。 けれどもその一度きりだったといいます。 息子もこれっきりであって欲しいと心底思います。が、万が一2度目があっても せめて今回よりは冷静になれるよう心を強く持つつもりです。 「くじら触りたい~くじらのシールをここに貼ってーー」 「ねずみさんのトイレーー」 先ほど息子が寝言を言っていました。いったい何の夢を見ているんでしょうか。 参照 ・熱性けいれんの部屋へようこそ ・熱性けいれん 発作は5分、長引いたり、くり返すときは注意 ・熱 性 痙 攣(ひきつけ)~ あわてずに、よく観察を ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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