『マン・オン・ザ・ムーン』(ジム・キャリー主演)
ミロシュ・フォアマン監督。初めて観たジム・キャリーの映画。思ったより面白くなかった。『マスク』とかを観ればまた違った感想になるのかもしれないけど、少なくとも、自分の中では加藤茶のほうが上に思えた。内容は、伝説の芸人・アンディ・カフマンの一生を描いたもの。これが、どこまでが仕込みで、どこからがマジなのかわからない。なので、観ていてイライラしてくる。アメリカ本来の笑いが理解できないうえに、それを壊そうとしたアンディ・カフマンの笑いはもっと理解しがたい。これ、日本で作ってたら、素直に理解できたかもしれない。エンディングもイマイチ……。こういう「裏切りの」終わり方は嫌いじゃないけど、なぜか受け付けない。きっと、「アメリカ映画は感動のフィナーレじゃないとダメなんだ」っていう不文律があるんだと思う。マンオンザムーン、ポストカード25枚サントラ/マン・オン・ザ・ムーン