2009/03/30(月)15:54
退職したばっかりですが
今日はお昼から、職場へ。
通園のMo.たちが集まって、退職する職員、異動する職員を送る会を開いてくれたのです。
春休み中のちびっこたちも一緒に。
簡単な会かな~なんてのんきに行ったのですが。
花束を頂いたり、挨拶をしたり、した後に、解散!ではなく、
1時間ほど母さんたちと話をする機会をもらいました。
会の間、ぐっとこらえていた涙がぽろぽろ。
「センセ、ありがとね」
「センセ、元気な赤ちゃん産んでね」
「センセのおかげで、こんなに上手にご飯を食べられるようになって、大きくなりました。」
「センセ、いつか絶対ST復帰してね。待っとる障害児がたくさんおるんじゃけぇ。」
障害を抱えた我が子を持つ母さんたちのことばひとつひとつが胸に沁みます。
この1年を振り返って、子どもの状態が悪化してちょっとしんどい時期があったお母さんとは涙が止まりません。
とかいう形式的な挨拶の後は、
「もう名前考えたの?」「名前は17画がいいよ!」「いいや、23画よ!」
「引越しすんだ?だめよ~無理したら~。」
「遊びに行くねセンセ。うちにも来てよ!」
「センセったら相変わらずばたばた走りよるじゃろ!気ぃつけんさいよ!」
「ちょっと見ない間にまたおなか大きくなったんじゃない?」
なぁんて先輩ママとプレママの会話に。
ち「あぁぁ。もう花粉症と泣きすぎで鼻水も止まらんし~。ズビビビビ(鼻すする音)」
やっぱり〆は笑いに持っていけました。
肢体の通園ママとはこんな感じの1年でした。
どっぷり肢体の通園にはまり、本当にたくさんたくさん勉強になったし、たくさんたくさんお母さんたちと話して、障害児の親になること、そのたくましさ、繊細さ、不安定さ、前向きさ、たくさん心が動きました。
「センセ、バイバイは言わんよ。またね、じゃけぇ。」
ほんとに。
このつながりはたった1年とはいえ私にとっても大きなつながりです。
ありがと、みんな。
出会えてよかったよ~。
すると、最後のほうで知的の通園在籍で、普段STは入っていないけど、1回だけ評価で入ったことがあるお母さんとちびっこが遠慮がちに寄ってきてくれました。
「1回だけでも、センセの訓練が受けられて、ヒントをもらってよかった。やっぱりSTを受けたいって気持ちが強くなりました。」
という挨拶と、あれから数ヶ月の様子、今後のこと、20分くらい相談を受けてしまいました。
話し始め、ちょっと不安そうな表情だったお母さんも、話し終わりには満面の笑顔。
「がんばれそうな気がします。やっぱりST受けたいなぁ。自分のためにも。」なんてことばもくれました。
たった20分の話でお母さんが子育てに希望を持って、前向きに向かえるサポートができたのが、最後の最後に嬉しかったです。