トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

2021/05/12(水)05:47

時代の「波」に乗っても「流行」に乗らない

ビジネスのアイデア?(124)

昨年からのコロナの影響で、これまでインバウンドや東京オリンピック関連の「流行(ブーム)」に乗った企業は軒並み大打撃を受けています。 弊社はインバウンドや東京オリンピックに何も関係なかったので、コロナによる傷はまだ浅かったと言えるでしょう・・・(汗)。 数年前に太陽光発電の「流行」があり、弊社もその流行に乗ろうとトランクルーム本館の屋根に太陽光発電を乗せて売電しようと関西電力と契約一歩手前まで行きましたが、イロイロと思案した結果断念して正解でした。 もしそのまま建物の屋根に太陽光発電を設置していたら、2年前の台風で設備が飛んでしまい大変な損害を自他とも負っていたかも知れません・・・(汗)。 42年前にウインドサーフィンを始めましたが、その時も未だ大阪では殆ど誰もやっていなくて泉南の樽井浜で細々と20人くらいがやっていたという感じでした。 まさか、その2,3年後に日本で大流行するとは夢にも思いませんでした(ヨーロッパでは既に大流行していましたが、その情報は一般には知りえませんでした)。 ブームが来たときは、もう私は大学に学連加盟のウインドサーフィン同好会を創ってローカルレースにドンドン出場し身体全体にヤル気がみなぎり、その相乗効果で人生がドンドン好転していったように思います。 人生に於いて、波を来るのを人より先に感じ取り、その波にいち早く乗る事が大事だと思うのです。 その感じ取る「勘」というのが、どう表現すればいいのか・・・? 結局、人は嫌いなものに興味を示しませんので、「好きな事」に意識を集中させるのが1番なのでは。 34年前の100年に一度と言われた「革新織機」であるエアージェット織機に、従来のシャットル織機から設備変更しましたが、もし設備更新していなければそれから数年後に廃業していたでしょう。 エアージェット織機導入当初は羽毛布団ブームの走りで、1セット20~30万円だった羽毛布団の側地生産をいち早く軌道に乗せたのが功を奏しました。 革新織機という100年に一度の「大きな波」が来る直前に上手く乗れたので、羽毛布団ブームに乗れたのです。 羽毛布団の日本でのブームは数年で去り、その後人件費の安い側地生産はインドネシアや中国に移っていきましたので、私はまた「次の小さな流行」を追い求めて誰もが嫌がる「多品種小ロット生産」の国内向けの衣料分野へ大きく舵を取ったのでした。 エアージェット織機という「大きな波」に乗れずシャットル織機のままだと、数年以内に廃業していたでしょう・・・(汗)。 バブル前年の1987年にエアージェット織機という100年に一度の「大きな波」に乗ったお陰で、バブル真っ最中の土地や株の「ブーム」に乗らなかったのが正解でした。 どういう事かというと、バブル前年に新工場建設も伴う億単位の借金で設備投資をしていたものですから、銀行から毎日土地や株の投資を持ちかけられても、借金を返すのに必死で投資まで頭が回らなかったのが不幸中の幸いだったのです・・・(汗)。 周りが土地や株でドンドン儲けているのを「羨ましいなぁ・・・俺もしたいなぁ・・・」と、指をくわえてジッと見ていたのです。 そんな時サンケイ新聞で「何ら生産行為をせずに儲けるのはオカシイ世の中だ・・」という小さなコラムを見つけ、自らこれでハヤル心を抑えたのでした。 一歩間違えれば「バブルという流行」に乗っていたかも知れないのです・・・(汗)。 イヤ、借金が無ければ(エアージェット織機に設備投資していなければ)確実にバブルに乗ってしまって破綻していたでしょう・・・ バブルと同時に「ゴルフブーム」も起きた訳ですが、現場の仕事が忙しく最後まで接待ゴルフを拒んでいたのですが、100%委託生産をさせてもらっている伊藤忠のゴルフコンペだけは断る訳にいきませんでしたので、いやいやながらゴルフも始めました。 そこで近所のゴルフ練習場でレッスンプロに週1回習い早期の上達を目指しのですが、どうしても120を切ることが出来ずヤル気を失ったのが正解でした・・・(笑)。 レッスンプロは「100切ったら○○カントリーの会員権を特別に安く紹介しますよ」なんて言われたものですから、一時は張り切って練習していたのですが・・・(笑)。 父親はゴルフブームの前から100万円程度で泉南カントリーの会員権(その後バブル絶頂期に5000万円まで急騰)を買ってハンディ20台で回っていましたから、負けて悔しいというのもあり、まぁ自分はゴルフに向いていないのが、不幸中の幸いだったのです・・・(涙)。 7,8年前にバリ島で初めてサーフィンをしましたが、インストラクターの絶妙のタイミングの合図に合わせて何とか波に乗れましたが、しかし僅かにタイミングがズレればもう「波」に乗れないのです。 このタッチの差が命運の分かれ目です。 「波」と「流行」の違いは、波はまだ周りで殆どヤッテいなくて「気配」だけ感じますが、「流行」となるともう周りで誰かが明らかにヤッテいる・・・というイメージで、流行を追うより「まだ来ぬ波」をキャッチする方が大事なのではないでしょうか。 まぁしかし、15年前に織物業を廃業してから今までヤッテ来た事はこの「波」に乗る事でした。 トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、テレワーク&自習室・・・という「小さな波」でしたけど(笑)。 不動産仲介業だけは「宅建士」「不動産コンサルティングマスター」「ファイナンシャルプランナー」のトリプル資格で、コンサルティング仲介というニューウェーブの不動産屋を目指しましたが、資格を取っただけで未だ道半ばなんですけど・・・(汗)。 という事で、ビジネスとは関係ありませんが、子供の頃のだんじり祭りは下火でしたが鳴り物を小学校低学年から一生懸命練習したお陰で、今はだんじりブームのようですが60超えた今でも大太鼓を叩ける自信があります(小太鼓も鉦も笛も)。 小学生から大学生まで祭になると朝から晩までだんじりに乗って、大人から「もうエエ加減降りろ」と言われるまで太鼓を叩いていましたから・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798  mail: info@sasatani.com にほんブログ村  にほんブログ村 にほんブログ村  大阪府 ブログランキングへ

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