2021/11/05(金)08:04
ドラム上達はスタジオでの「生ドラム」の練習量に比例!
これまで5年間リハーサルスタジオを経営してきましたが、やはりスタジオでの練習量が多いバンドほど上達が早いというのを実感します。
もちろんスタジオ練習に来るまでは、各パートの練習量というのが左右します。
その各パートの練習ですが、ギターやベースやキーボードは自宅である程度できますが、ドラムだけは自宅でなかなか出来ません。
プロドラマーでも自宅で「生ドラム」の練習できる人は殆どいないのが実情で、ましてやアマチュアで自宅で生ドラムの練習なんて夢のまた夢・・・です。
最近は自宅で電子ドラムの練習している人も多いですが、本番ライブは「生ドラム」です。
電子ドラムと生ドラムは似て非なるものです。
となると、プロモアマチュアも「生ドラム」の練習をしにスタジオに行くしかないのです。
ココです・・・ポイントは。
スタジオも防音と防振工事に苦労しますが、最大の難関は「バスドラムの低周波振動を如何に止めるか」・・・です(汗)。
この難題に失敗すれば(音や振動が漏れれば)、スタジオ経営そのものが出来ません。
知人から某工務店がこの工事に失敗し、工事代金2000万円をドブに捨てた・・・という話を聞いた事があります。
それほど難しい工事なのです。
弊社スタジオはこの難題を、織物時代に音と振動に苦労した経験を活かして何とかクリアしました・・・(汗)。
クリアしたからこそ、堂々とスタジオ営業ができているのです。
だから大音量でハードロックやヘビメタの演奏をガンガンしても、何の問題もないのです。
まぁ実際観察すると、ドラムの個人練習に熱心に来られる会員さんは上達が早いですねェ・・・
やはり上達はスタジオでの練習量に比例するようです。
いくら毎週ドラムレッスンを受けても、レッスンの復習をスタジオでしなければ上達は望めません。
学校の勉強と同じで、ドラムレッスン(授業)だけ受けて上達したような気になってはダメで、スタジオ(自宅)で復習しないとモノにならないのです。
なので、熱心に週一とか定期的にスタジオに来られているドラマーも多く、プロやセミプロのドラマーでも腕が鈍らないように定期的にスタジオ練習されています。
沖縄の空手の高段者でも型の基本中の基本である「平安(ピンアン)二段」を毎日稽古されるそうですが、それと全く同じでドラミングの基礎を毎回練習する事こそがプロ(セミプロ)ドラマーたる所以です。
という事で、一般的にはわざわざ高い授業料を払ってまでドラムレッスンを受けなくても、優秀なプロドラマーによるYOUTUBEが山ほどありますので、これを利用しない手はないのでした。
もちろん金と時間に余裕のある方は、リアルなドラムレッスンを受けるのが良いのに決まっていますが。
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