お小遣いはいくら?
お子さんにお小遣いをいくらあげているだろうか? 私は小学生時代は学年×100円、中学生になってからは3000円程度をもらっていた。いろいろやりくりしながら、漫画「キャプテン翼」や月刊天文誌スカイウオッチャー、音楽CDなどを買っていた。昨年、日本銀行が全国調査したところでは、小学校1~2年のお小遣い額は平均965円、3~4年が1164円、5~6年1320円、中学生2555円、高校生6200円だったそうだ。意外に少なく、「友達はもっともらっている」とお子さんは言うだろう。どこまで小遣いに含めるかで数字は異なってくるからあまり参考にならない。大人になれば、サラリーマンなら月給をもらうし、起業家なら会社を経営する。お金と無縁な生活などあり得ない。それなのに、学校でおカネの使い方について学ぶ機会がないのが不思議だ。お金は親がくれるものと思っているから、自分の分がなくなると、友人や隣人から奪おうとする。大きくなって、強盗やら汚職やら詐欺やらの事件を起こしてからでは遅すぎる。親が働いた報酬で、いまメシを食えているという意識を持てないから、ニートが増えるのだ。小さい時分から、何を買うか優先順位を決めたり、どこの店が安いか調べたり、一部は我慢して貯金に回したり、といった訓練がこれからは必要だ。これからは米国みたいに日本も資産運用の時代になる。大人になってから慌てても間に合わない。最近読んだ「わが子が成功するお金教育」(榊原節子著)の中に、年齢別のお金教育プログラムが紹介されている。著者はこの本の中で、幼少時から銀行、証券会社に子供を連れて行きなさい、10歳からはレストランなどの請求書が正しいか子供に確認させなさい、15歳からは予算を決めて家族旅行の計画を立てさせなさい、などと具体的に提案している。カネ儲けは悪いという固定観念を、まず親が払拭することから始めないといけない。お金で大成功したライブドアのホリエモンの実家(福岡県八女市)には、子育ての相談が1日十数件あるそうだ。相手は、20代、30代の子供を持つ親が多い。ちなみにホリエモンの小遣いはゼロだった。チチエモンこと奉文さんはある雑誌のインタビューで、「親類が多かったので、お年玉は十分にもらっていました。それ以上あげても、漫画本とかテレビゲームとか必要でないものを買ってしまうだけ。お金は黙ってても誰もくれない、お金とはどういうものかを考える機会にはなったと思うとです」と答えている。お金はあるに越したことはない。ただ、「金を忠実な召使いにせよ。さもなければ横暴な主人になる」という諺を忘れてはいけない。5万円を当てよう!【DEERS百貨店】 本・雑誌 ◇ パソコン・家電・AV ◇ 生活・インテリア ◇ スポーツ・アウトドア ◇ ファッション・ブランド ◇ ダイエット・健康 ◇ トラベル ◇ 趣味・ペット ◇ フード・ドリンク・ワイン ◇ 出品30日間無料 ◇ 人気blogランキング ◇ 大感謝祭セール蓮4044