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テーマ:のりもの??大好き!!(230)
カテゴリ:蒸気機関車,
乗り物だいすきブログですが脱線しすぎていたので、今日はD51(デゴイチ)の特集です。
和歌山市の隣、岩出市の根来寺の近くにD51 930号機が保存されています。 無粋な囲いが無く、さわれるし、乗れるしで、しょっちゅう行ってます。 先日まで岩出町だったのが、4月から岩出市になっていました。今日は、ゴールデンウィークということもあり、元国鉄のOBの方たちが来ていて、前照灯を点けて出迎えてくれました。 このD51 930号は昭和18年製造だそうで、同時期に製造されたD51は戦時型といって、部品に木材を使用したり、本来はカプセル型の蒸気ドームをかまぼこ型にして製造工程を省いたものが造られていたのですが、この930号機はオリジナルの形で製造されたそうです。 東海道本線、北陸本線、中央本線で走り、最後に紀勢本線で任務を終えました。 紀勢本線は勾配がきつく、トンネルも多いため集煙装置、重油併燃装置が付けられました。 上の写真の本来煙突がある部分に帽子のようにかぶさっているのが鷹取式集煙装置です。 煙突から吹き上がる煙を後ろへ流すことによって、機関士と機関助士のトンネル内での窒息を無くそうというものでした。 その後ろにカプセル型の砂箱&蒸気ドーム、砂箱は文字どうり砂が入っていて、動輪が滑りそうなところで、レールの上に砂を落として、空転をふせいだのです。蒸気ドームの横に付いている黄金色のが汽笛で、その後ろに付いているのが重油タンクです。 係りの人が居るときは、運転席にも入れてもらえ、説明してくれます。今日は焚口戸も開けてくれていて、投炭のまねごともできました。前に来たときは、前方の煙室ドアを開けて見せてくれました。 今日の係りの人は元機関助手だったようで、とにかく投炭がつらかったのと、給水のタイミングに気を使ったとおっしゃっていました。 ごらんのとうり、運転室内のハンドル、コック、圧力計、水面計など完璧に復元さています。 僕が小学生のころ、このD51は海南市のみなと公園にあったのですが、部品をほとんど盗まれて一度は復元をあきらめる声もあったようです。しかし、よくぞ復元してくれたものです。毎月1日と15日に国鉄OBの方たちが中心になって、清掃をしているそうです。僕もなるべく手伝いに行きたいと思っています。 最後にテールランプが好きなハッピーさんのためにサービスカット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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