2009/03/23(月)21:34
彼岸明け
運転しながら、山の方を見ると、いつのまにやら、山桜が山のあちこちに見えます。
わぁ~きれいな山桜。
「Fちゃん、山桜がとってもきれいだよ~」
一人で運転する車の中では、何を言っても大丈夫。
週末、連休の中日、お天気のいい日に妹のお墓参りに出かけました。
妹のお墓に着くまでの小1時間、道のあちこちに、花。
通称「ホワイトロード」のホワイトは、この白木蓮のホワイトですよね。
しばらく行くと、とってもきれいな、紫木蓮。
「これだよね、Fちゃんが言ってた、通り道にとってもきれいな木蓮があるんよ~って言うの。
本当にきれいだよね~」
そして、道の両側には菜の花が温かく咲いています。
「秋はコスモスロードのこの道は、春は菜の花ロードだね」
花が大好きで、
「姉ちゃん、フラワーセラピーの教室があって、
前から行きたかったんやど、どう思う?」と、
妹から相談されたのは亡くなる1年くらい前だったなぁ、
なんて思いながら・・・
あらあら、三回忌も終って、もう、泣くことはないと思ってたのに、
やっぱり涙でちゃいますねぇ。
妹のお墓の近くの、道の駅で、お花とおまんじゅと缶コーヒーを買って、
山の中にある、人が一人歩ける程の土の道を歩いていると、
地面に白木蓮の花びらが落ちていて、見上げると、木の間から、
もう、随分大きな木蓮の花が見えて、こんなところに白木蓮がと、
とてもうれしい気持ちになりました。
妹の墓前には、たくさんの花が供えられていて、
それは、きっと、お姑さんが丹精込めて育ててくれた、きれいな水仙の花。
私の持って行ったお花は半分くらいしか入らなくて、
こんなに、みんなに愛されてて幸せだったね。
お墓の前でひとしきり話をして(独り言だね)、また来るねバイバイと言う私は、
誰かが見たらきっとへんだろうなぁ。
妹の家の横を通り過ぎると、お墓に行く前にはあった妹の夫の車がなくなってたので、
出かけたのかなぁと思いながら、寄らずに通り過ぎて、
しばらくぶらぶらと、ショッピングセンターで買い物をしていると、
家にいる母から電話「○○さんがお墓参りに来て、家にきちょんよ」
妹の夫は、父のお墓参りに来てくれていたみたい。
慌てて家に帰ったけど、なんだか、毎回、お彼岸には、こんなすれ違いになる。
なんで同じ日にお参りに行っちゃうんだろう(笑)
三男は「お彼岸とかあるのは日本だけぞぉ。
インドにも中国にもないんで。」と、私に訴えるけど。
そんなことはどうでもいいじゃない。
あたたかい
ありがたい
亡くなった人と話せるお彼岸でした
いつの日か、私も彼岸へ参ります。
その時にはたくさんお話しましょう。
そんな思いで一杯でした。