AKIHABARA秋葉他お買い物日記

2024/05/09(木)23:18

読んだ本(大石英司)・・その九十一

本(90)

引き続き大石作品を読むこ とにして、あまり巻数の多 くない物から選びました。 オルタナ日本上 地球滅亡の危機 大石英司 一九八六年、中曽根内閣は 懸案の自主憲法制定を成し 遂げた。自衛隊は改称され 国軍へ昇格。また日銀は絶 妙の金融政策でバブル経済 を軟着陸させ、日本は好景 気のまま発展した。だが今 、その社会は危機に瀕して いる。「シンク」という謎 の穴がすべてを飲み込み、 同時に感染症も流行。政府 が隠蔽する世界の崩壊を阻 止する鍵を握るのは、一人 の日本人学者だった。彼を 探し保護せよとの命を受け た土門康平陸軍中将は、こ の任務を遂行し、日本を、 この世界を救うことはでき るのか――? 大石英司が描 く世界滅亡の書。 オルタナ日本下 日本存亡を賭けて 大石英司 パンデミックと同時に発生 した謎の現象「シンク」に より、世界は滅亡へ向かっ ていた。だがその中で動い たのは中国だ。ある天才物 理学者の拉致と、また日本 の誇る国際リニアコライダ ー「響」の占領を目論んだ のだ。感染症に冒された者 が見るという、中国が世界 有数の発展を遂げる夢を、 「響」を使い現実とすべく 日本へ上陸してきた人民解 放軍を、土門康平陸軍中将 らは排除できるのか?そし てカウントダウンに入った 、この世界の命運は―!? 近未来のかなり入り組んだ ミステリーになっているの で少し分かりにくい。結局 あまり仕組みが分からずに 終わってしまったが、大石 作品のダイナミックさは感 じられた。

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