非接地側とは(第二種電気工事士技能対策)
みなさんこんにちは。電気技術者の部屋管理人です。ランプレセプタクルの施工(第二種電気工事士技能対策)この記事で非接地とか接地とか書きました。もう少しかみ砕いてみたので見てみてください。一番上の絵が屋外(電柱)にある変圧器です。ここから一般的には「単相3線式」という方式で家に出にが引き込まれています。この真ん中の線を「接地側電線」と呼んでいます。その通り、本当に接地してあります。接地してある意味というのが分かりづらいと思いますが、接地してある線は対地電圧0vで安全、と言えます。人間が電路を触っていわゆる「感電」する場合は、大抵どちらかの線だけ触れて自分を伝って地面に電流が流れる状態になります。この場合、接地してある側の線は地面と同じ、自分も地面と同じだから大丈夫というわけです。(イメージしづらいかも)。ちなみに、2本を線を両方触ると安全ではありません。家のコンセントをテスターで測ってみました。↓↓測定結果は次のリンク先↓↓2024年3月10日 本記事は次のホームページに詳しく作り直して掲載しました。よかったらこちらをご覧ください。 【第2種電気工事士】接地側(白)と非接地側(黒)とは何?↑↑測定結果は次のリンク先↑↑見て分かるとおり、白線側(コンセントの「長い方」」)は対地電圧0vです。(ちゃんとなってなかったらどうしようかと思ったけど、うちの電気工事をしてくれた工事士の方もきちんと接地側電線をコンセントの長い方につないでくれていた。当たり前だけど)一応、対地間電圧が0vだから白線は触っても大丈夫。だけど、白線と黒線を両方触ると感電します。停電していない線は接地側であっても非接地側であっても触らないようにしましょう。電気工事士の試験では(というか本物の回路は)なるべく安全になるように施工するのです。