寡占化する塾業界
昨日のYAHOOニュースのトップに東洋経済オンラインの学習塾関係の記事が掲載されていましたね「神奈川県の中西部」って・・・思いっきりここですね(^_^;) この記事の通り、学習塾の寡占化は進んでいます僕はこの業界に入って13年経ちますがその間にも、ものすごい勢いで進みました ここ10年で、ここ秦野にも大手塾の教室がものすごく増えましたうちの塾から徒歩1分圏内に学習塾は6つくらいありますこれを徒歩5分圏内にしたら・・・数えるのも面倒なほどです 僕と相棒のブラック先生はもともと大手塾にいましただから、大手塾の強みを知っています 最大の強み、それを一言でいうと「安心感」です看板の安心感 見知らぬ土地に行ったときに美味しいかどうかも分からない個人経営の飲食店に入るのをためらう気持ち「それなら、安心のファミレスやファーストフードのほうがいいや」そう思う気持ちに近いと思いますハズレはないだろうという安心感 独立して初めて、その威力を思い知りました特にこの不況下において「安心感」というのは大きな武器です しかし、独立して初めて知ったのはうちのような個人レベルでやっているからこその強みそれも存在するということです ファミレスは安心感を与えますがそこでしか味わえない、とびきり美味しいメニューは出せませんどこの店でも同じ味を提供しなくてはいけないという縛りがありますからね しかし個人のお店にはそんな縛りはありません全国の個人塾の中には、ものすごく魅力的な先生方が本当にたくさんいますそりゃもう、ものすごく美味しいメニューを提供している先生がたくさんいるんです 知識量、人間性、そして情熱すべてを兼ね備えた魅力あふれる先生「自分の子どもはこの先生に預けたいな」そう思えるような先生は何人もいますきっと彼らの魅力は、大手塾の中では輝きません一流シェフだって、ファミレスの厨房で調理していたらその技術は宝の持ち腐れです では具体的に、中小塾の最大の強みは何かそれは「教育方針」ですこれを前面に出すことができることだと思います「先生のカラーを前面に出せること」と言ってもいいかもしれません 「教育=人」と考えるのならば人生を変えるような恩師との出会いこれが教育のすべてだと思います そんな恩師に出会える可能性があるそして、その恩師が持つ明確な教育方針のもとで成長できるそんな魅力があるのは個人塾だと思います ただ、当たり外れがあるのも個人塾ですよねだから、今後は数多くの大手塾と独自のカラーで異彩を放つ一部の個人塾それ以外はどんどん淘汰されてていくのでしょうね