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2021.10.04
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カテゴリ:オーディオ
今回はフルワイヤレスイヤホン・・・ではなく、既存のMMCX端子採用イヤホンをフルワイヤレス化するためのアダプタ、SHURE RMCE-TW2をレビューしていきます。

主にSHURE SEシリーズとAONICシリーズのユーザーにオススメのアダプタですが、形状さえ合えば他社製のMMCX採用イヤホンでも使えると思いますよ。


  外観


写真では既にAONIC4のイヤホン部分と組み合わせていますが、もちろん付属品ではありません。私は以前購入したこのAONIC4があったのでイヤホンが付属しないTW2単品を購入しました。
ゼロスタートを決めたい方向けには、SE215のイヤホン部分が付属するAONIC215が用意されています。ただし有線版AONIC215には注意しましょう。

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SHUREが自社製イヤホンのために作ったようなものですからAONIC4もフィットするに決まっていますね。他社製と違って曲線を多用したデザインです。

SHUREの有線イヤホンは耳掛け部分のワイヤーを購入者自ら開封後に曲げる(だからこそ個人に合わせてフィットできる)のですが、このTW2は最初からパッケージ写真のようにカーブが形作られています。

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ケースはフルワイヤレスイヤホンのそれとして見ると大きめで、どら焼きや中華まんを想起させるサイズ感。素材は硬質なプラスチックですが手触りとファスナーのファブリックのおかげか、どこか柔らかな印象を受けます。



ケース外側の下部には充電残量をチェックするボタン・ランプと、充電用USB−Cポート。付属するケーブルはUSB-C to Aです。

  装着感

SHUREイヤホンのユーザーのみならず耳掛けタイプのイヤホンを使う方は耳掛け部分の装着感が気になるところでしょう。SHUREの有線タイプであればワイヤーを自分で曲げて耳に合わせますが、TW2では開封時点でやや窮屈(耳への着脱を考えるとね)なくらいにカーブしています。

私の耳にとってはこの初期形状は少し窮屈な着脱でした。しかし故意に曲げ拡げることなく少し開いてきた(L側)ので、使ううちに馴染ませる設計思想なのかもしれません。併せてイヤホン部分の耳への密着が増してきた感じもあります。



メガネとの相性は悪くありません。しかし近年流行のマスクとの併用は、特にマスクを外すときはちょっとぎこちない外し方になってしまいます。外す頻度が少ない方を最初に装着すると良さそうですが、例えばメガネ+マスク+TW2の3段装着は耳の付け根にとってやや負担になるかもしれませんね。これはメガネの重さやマスクのゴムの強さにもよると思います。

  操作感とアプリ

操作はLR双方にある丸いボタンを単押し回数または長押しによるコントロールです。再生/停止/曲送り/戻しに加え、音量の上下も可能なので、この2つのボタンである程度完結できます。

ボタン操作に対する機能の割り当てはスマホアプリ(SHURE Plus PLAY)から変更が可能で、イコライザの他外音取り込みの挙動やレベルも設定できます。アプリでは組み合わせたイヤホンを設定することもでき(SEシリーズとAONICシリーズのみ)、これによって出力が最適化されるようです。SHUREならではの機能と言えるでしょう。

装着中このボタンは耳の少し後ろ、やや下に位置し、操作によるタッチノイズはあるものの他のフルワイヤレスと違ってイヤホン本体を触りません。よって装着状態の変化やタッチノイズは軽微なものに抑えられています(個人的にフルワイヤレスイヤホン本体をタップする操作は好きではありません)。


  音に関する仕様と印象

Bluetooth接続を利用したオーディオ再生(A2DP)のうち、基本的なコーデックであるSBC / AAC / aptXに対応します。ハイレゾ相当のLDAC等には非対応。

AONIC4を組み合わせた音の印象(iPhone/iPadとAACにて。個人の感想です)は、若干の音圧痩せは感じるもののAONIC4の傾向をフルワイヤレスにうまく落とし込めていて、アプリ側からイコライザ(プリセット数種とマニュアルセット)によるアレンジも可能なことを考えれば十分な出来だと思いました。


一度ペアリングを済ませた端末間の切替は、接続されていない端末のBluetooth設定に表示された【Shure AONIC TW2】をタップすれば切り替わります。元の端末側は接続が解除されますがこちらをタップすればまた切り替わるので簡単ですね。

Bluetoothオーディオはホワイトノイズが心配という方もいるでしょう。TW2+AONIC4の場合、聞き分けようと思ってようやく感じる程度で、曲再生中に気になるレベルとまでは感じませんでした。しかし外音取り込みにおけるホワイトノイズは少し気になります。


  その他

装着中は違和感というほどではないものの、耳の後ろに位置するユニットが頭に触れている感触が常にあります。有線イヤホンのケーブルと比べれば全く問題ないでしょう。

バッテリー性能は本体のみで8時間+ケース側に24時間でMAX32時間。十分な性能ですね。

遮音性はイヤホンに依存します。ANCは非搭載。

防水性能はIPX4相当です。MMCXの先のイヤホンまで保証できないのでそこまで高くはできないのでしょう。過信は禁物です。

ワッシャはTW2のMMCXに初期装着されています。予備はありません。

音飛びは自宅で使うぶんには今のところ経験していません。

電源はケースから取り出せば自動でONになります。TW1の頃と比べると細部がようやくユーザーフレンドリーになってきたと言えるでしょう。

ケースは大きめなので収納時でもちょっとした隙間があります。予備のイヤーピースなど入れてもいいかもしれませんね。





着実な進化を遂げたTW2。SHUREイヤホンのユーザーならば、その音質的特徴をフルワイヤレスに持ち込めることは魅力的なはず。SHURE AONIC FREEも発表されましたし、価格的にも迷うところだと思います。

今後は外音取り込みの音質向上やコーデックの追加、耳から外した時の再生停止といったセンシング系が充実してくれると嬉しいですね。









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Last updated  2023.10.10 10:08:28
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