カテゴリ:文具(ステーショナリー)
ドイツのLAMY cp1という万年筆をレビューしてみます。
万年筆らしからぬデザインが逆に個性になっているcp1、こういうシンプルなデザインもいいなぁ・・・意外と手頃な価格だなあ・・・と思いながら眺めていたら、つい購入していました。 外観とてもシンプルなので何を書こうかひとしきり悩みました。写真の通り円筒型(Cylindrical)なペン(Pen)で、cp1というネーミングのようです。マットブラックのソフトなシルエットにステンレスのペンクリップがシャープでソリッド。いい具合に緊張感があります。キャップはスナップ式で、素早く使い始めることが可能です。 ペン先のニブはスチールで、ここの造形もシンプル コンバータとカートリッジ同梱インクカートリッジとコンバータが付属していたので、別売りのインクボトルから吸入してあげればすぐに使えますし、私のように好きなインクカートリッジを同時購入して手軽に始めることもできます。上の写真ではもともと持っていたカートリッジを装着しています(カートリッジが付属していたのはお店のサービスだったかもしれません)。 使用感キャップを外してペンを持ってみるととても軽く、書き味はサラサラと紙上を滑り、インクフローも滑らか。筆圧はほとんど要らないと思います。尾端にキャップを留めて書いてみると、程よい重さになり重心位置が少し高くなります。この重心位置はやや高いか特に気にならないと思うか、微妙なところでした。あくまでも私の手と感覚による個人の感想です。 EF軸は最も細い字幅のニブですが、国産万年筆のEFと比べると1サイズ上の字幅という印象ですね。指先で持つ時に触れる凹凸部分はプラスチック製で、ペンを寝かせ気味に書きたい人にとっては凹凸部分をもう少し広く確保してほしいと思うかもしれません。 ちなみにキャップを閉めるときと、尾端に留めておくときの節度感は違いがあり、キャップするときはカチッと明確、尾端に留めるときはスチャっとスムーズな感じです。 気を付けた方が良さそうなのは、ペンクリップがけっこう角ばっていることでしょうか。指を切ったりすることはないと思いますが、服の生地などと擦れないようにした方が良さそうです。 万年筆は敷居が高いとか、いかにもなデザインが苦手だという人もいるかもしれませんが、cp1はそんな人にこそマッチするような1本かもしれません。実際、ボールペンなどと並べて置いてあっても、これだけで置いてあっても万年筆に見えないデザインをしています。書き味も悪くないと思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.28 19:48:22
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