カテゴリ:メンテナンス
今回は私が職場で使っているキーボード、ThinkPad TrackPoint KeyboardⅡのメンテナンスのお話です。
普段から乾拭きやエアダスターでホコリを飛ばしたりしているので、概ねキレイな状態を保てていますが、トラックポイントのキャップ(赤いやつ)がだんだん剛性を失ってきたようで、操作中の感触は柔らかいのに、カーソルの移動は普段より少しだけ鈍く感じます。 ということで、外してみました。 外してみるとキャップが付いていたトラックポイント本来の部品(中央の黒い■支柱)は問題なく、キャップの口径が伸びて緩くなってきたのが原因のようです。古いThinkPadではこのキャップ口径が伸びるどころか、加水分解して割れているものも見かけたことがあるので、長い目で見ればどのみち交換が必要な消耗部品のようです。 このキーボードに適応するトラックポイントキャップは、0A33908という型番で販売されています。サードパーティ製のモノもあるようですね。キャップの脱着は手で引き抜く・押し込むだけなので工具なしで簡単に交換できます。 ThinkPadのキーボードは年代によってキーストロークなどに違いがあるようで、このトラックポイントキャップもロープロファイルとか、スーパーロープロファイルとかいろいろあるみたい。買い間違えないように注意しましょう。 Lenovo公式の楽天市場店では3種類から選んで購入できます(1パック10個入)。 交換後が上の写真。といってもトップにあるラバードットの凹凸が摩耗したわけではなかったので、前後比較してもほぼ変わりません。しかし操作フィーリングは元に戻ったので、やはり躊躇せず交換して良かったと思います。 私が使っているTrackPoint KeyboardⅡは、使い込んでいくとキートップなどは摩耗でツヤが出てきてしまうようで、スクロール操作することが多い私の場合、センタークリックボタンの表面がほんの少しだけ滑らかになってきています。その辺は使い方の傾向や、爪の長さだったり、打鍵の強さなんかでも変わってくるでしょう。いわゆる個人差というやつですね。 トラックポイントキャップのスペアは10個単位でLenovo自体が販売してくれているので、使っているキーボードのモデルに合わせたパーツを常備しておくといいかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.04 14:34:15
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