存続のための多様性
生きて死ぬ。私たちはそのシンプルな方程式の中で、驚くほどの多様性をもって生きています。種族として、人種として、民族として、家族として、そして個人として。根幹は似通っているようで、それでも違う私たちでありますが、その多様性が種の存続に重要だったりするようです。一方、エネルギーの供給源の一角を担う電気の発電においても、火力(石炭・石油・LNG)、原子力そして水力の3大勢力に加えバイオマスや風力、太陽光や燃料電池などもよく耳にするようになりました。これもまた存続のための多様性なのでしょうか。時代の趨勢や淘汰の並を乗り越えて、どの発電方式が次代のスタンダードと成りうるのか興味深いところであります。なんとなく使っているエネルギーのその姿を、より理解してその多様性に対し、自分なりの姿勢をきちんとしてみたいものですね。