王さまの耳はパンの耳★NEO★

[【～2012年】映画の話題] カテゴリの記事

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  『The Doors／まぼろしの世界』（2010年・アメリカ）

  観てきました、『The Doors／まぼろしの世界』。良かったーーーーーーっ！！！！！動くジム・モリソンも、伝説のパフォーマンスも堪能・・・。ジョン・デンズモアの絶妙なバチ捌き、レイ・マンザレクの奏でる物悲しいメロディ、ロビー・クリーガーの美しいギター、堪能堪能・・・。引き込まれましたよ、ドアーズワールド。これで私も目出度く扉の向こうの世界の仲間になれそうな気がする。今、あの世で会いたい人を問われたら、真っ先にジム・モリスンを挙げるでしょう。さ、CD買ってこよう･･･。（また増える）-------------------↓不適な感じがいい！。Doors　ドアーズ / Future Starts Here: The Essential Doors Hits 輸入盤 【CD】

  2010.11.16

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• 『トイレット』（2010年／日本）

  荻上直子監督の作品は、大いに泣かせるわけでもなく、コメディでもない。かと言って、単純に「和む」では済ませたくない後味が魅力。『トイレット』もいい映画だった。日本映画でありながら全編カナダロケ、字幕。唯一の日本人キャストはもたいまさこ。もたいさんは、台詞も殆ど無い寡黙な役柄で、独特の佇まいだけで演技。すごいぞ、存在感！！パッとしない兄妹たちに訪れた身内の死は、それぞれの生き方を変えていく。些細なことだけど、これが成長って言うんだろうなと思わせてくれる。いいシーン満載だったな。相変わらず美味しいシーンもあるし、ねこ出るし、エアギターだし（笑）思わずウフフだよね。最後のオチは想定内。80年代の懐かしい雰囲気を感じたのは私だけかなー。

  2010.10.20

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  『RENT』を見比べてみました

  ミュージカル『RENT』のDVDを観た。１.ほぼオリジナル・キャストでの映画版と、２.ブロードウェイでのラストステージ（一部再構成あり）を収録したものいや～、先に１を観てよかったーーー。ブロードウェイ版、強烈で鮮烈、すごいステージでしたマニアがいるの、わかるわぁ～～。映画版はキャスティングは良かったけど（ほぼオリジナルメンバー）、ストーリーが随分と省略されていたように思う。映画で再現するのは難しいシーンではあったけれど、キャラクターの存在感まで消しちゃうのはどんなものか（ベニーとか）。割愛された中にもいい曲あったのになー。♪Seasons of Loveにいたっては、週末頭から離れませんでした。（今でも油断するとぐるぐるだよ・・・。）こんなことなら、去年の来日公演観ればよかったよ･･･（何せ馬鹿高かった）-----------------RENT／レント デラックス・コレクターズ・エディション(DVD) ◆20%OFF！

  2010.05.24

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  『南極料理人』（2009／日本）

  海上保安庁から料理人として赴任した西村を中心に、極寒の地で繰り広げられる男８人の過酷な（？）生活。ま、リアルで深刻な問題には蓋をしたとして、基本男所帯の話なので終始「男って・・・・」的なことが満載。大いに笑えました！主演の堺雅人。彼のための役ではないかと思えるくらい、実話の枠を超えていた気がする。あの風貌、ハマりすぎだなぁー。（割烹着はやりすぎのような気がするが）その他の"隊員"たちの個性もたっていて、しょうもない男たちが、なかなか可愛く見えてきたりします（笑）。（見た目はどんどんむさくるしくなって行くんだけどね）しかし、ストーリーにあまり起伏の無い、この手の映画って賛否両論だろうな。最後には小さなハッピーエンドが用意されているが、まあ付けたし程度だしあまり重要ではない。人間てどんなに過酷な環境にいても、ちゃんと食べてさえいれば日常を営めるもんなんだな。食ってやっぱり大事。そんな映画かな～。-------------------↓原作です面白南極料理人

  2009.09.30

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• 『グーグーだって猫である』（2008／日本）

  日記と言いつつ、観たのは既に過去であります。（遡及するのもかなり間抜けなので・・・）猫好きで吉祥寺好きにはたまらない１本でした。原作者の大島弓子さん（の作品）は、恐らくもろにオンタイムなんだけど、マンガの方は読まなかったのがまた幸いしました。大島さんのファンでもある友人は、やっぱり原作と比べちゃって、かなりウェットに作ってあったなと言ってたから。私はもちろん原作も読んでいないし、あらすじもそこそこで観たので、純粋に映画を楽しめたという感じ。楽しんだというか、号泣でした！も～単なる猫と吉祥寺に終始するストーリーじゃないんだもん！グーグーも可愛かったけれど、先代サバと麻子先生との不思議な再会。そして一生懸命マンガを描き続けた麻子先生の、切ない女心もまた泣かせるのです。小泉今日子、適役だったな。彼女もこんな年になってたんだな。（←これもある意味涙・・・）不思議な町吉祥寺にピッタリのストーリー。観たらかならずロケ地巡りしたくなります！もしくは今すぐ吉祥寺に行きたくなる映画ですな。私も前出の友人に、吉祥寺行きたい！とメールしてしまいました（苦笑）。その後ちらりとは行ったのですが、その時はちょっと時間が無かったんだよね・・・。吉祥寺欠乏症なり。

  2008.10.23

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• 『SEX AND THE CITY』(2008/米)

  観終わって、第一の感想は「良くも悪くもセックスアンド（ザ）シティだな」。大スクリーンになっても、彼女たちは恋愛に悩み、自分を探し続けている。テレビシリーズを「超えない」テーマに共感しました。そう、要するにテレビのミニシリーズでも良かったのではないのかな、と、そんな感じも否定できない内容でした（爆）。ゴージャスなのは、キャリーが撮影用に着まくる「撮影用」のウェディングドレスの数々。さすがにこのシーンだけは大画面で観る価値ありかな～。とは言うものの随所に泣けるシーンもあり、２時間あっという間です。ホントにあっという間に終わっちゃうので、映画は勿体無い・・・とまたそんな風に思うのでした。というのも、後半キャリーのアシスタントになるルイーズが実にいいのですよ。演じるジェニファー・ハドソンが光ってました☆４人のアラ４世代とは（いろんな意味で）やっぱり違うなーと・・・（笑）も～ピチピチ、弾けんばかりでキラキラしている。ついでにジェニファーは挿入歌でも素晴らしい歌を披露してくれて、一瞬どころかかなりの清涼剤となる存在です。レギュラー陣の男性もそれぞれステキでしたが、Mr.ビッグは損な役回りだったかも・・・。スティーヴ君もしかり、ほんのちょっとの弱気がオンナを激怒させる・・・世の男性陣お気をつけなさりませ。←篤姫風？

  2008.09.08

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• 狂気の遺作

  すっかり忘れていましたが、『バットマン』の続編でヒース・レジャーはジョーカーを演じてるんでしたね。これが遺作になるんでしょうかねえ。先日プロモ映像が公開されて、その狂気に満ちた形相にぎょっとしました。メイクもさることながら、インパクト大です。これがあの（どの？）ヒース・レジャーなのかとは思えないくらい。非業の急死も更に謎めいてみえてしまって、一瞬ですが背筋の凍る思いをしてしまった。体当たり演技であることは短いショットからも伝わってくる。かなりのめり込むタイプだったのかなぁ。若くしていろいろなタイプの役についていて、才能は確かなものだったようですね。でも、たくさんの可能性を秘めたその男はもうこの世にはいません。そのたくさんの可能性が彼を死に導いたなら、なんと残酷なことだろうと思わずに居られません。改めて彼の冥福を祈りたいと思います。

  2008.04.13

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• 『CRASH』（2004/アメリカ）

  全編差別と偏見の物語。もはや日常化してしていて、些細な衝突が耐えない現代社会。繰り返してしまうことに問題があるのですね。１つ解決すると、新たに問題が起きて・・・妙にしみじみ観てしまった作品です。個人的には、鍵職人（とペルシャ人オーナー）のエピソードで70％は満足したかなぁ～。女の子が死ななくて良かった。ファンタジー仕立て？で、和みました。一見オムニバス風で、最後は繋がるストーリーなわけですが、案外希薄に描いてます。事例の詰め込みすぎで、散漫な印象も受けました。いっそのことオムニバスでも良かったのでは・・・（爆）結局は人生賛歌で締めくくり、そこが物足りない感じではあったな。思い違いかもしれないけど・・・もっと劇的なストーリーなのかと思ってたもので。。。豪華な顔ぶれが邪魔したのかな～？（苦笑）----------------------

  2008.02.09

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  『ブラス！』がウチにやって来た

  昨年観た10年前の映画（爆）、『Brassed Off』のサントラ盤を入手しました！わーいわーい実は映画本編のDVDは廃盤になっており、サントラを探そうなんていう気力も萎えてしまっていたのですが、ふと探してみたら今年になって再版が出てた！そこで思い切って２枚まとめてポチッてしまいましたとさ。この映画、お馴染みユアン・マクレガーが出演しているのですが、ユアン繋がりで・・日本先行発売のこれ↓どうなんでしょうね。。。スター・ウォーズ・ヴォールト値が値だけに賛否両論のもよう。

  2007.10.28

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• 『めがね』（2007/日本）

  ハマダ、サクラ、ハルナ、そしてタエコにヨモギ。犬のコージも忘れちゃいけない。５人と１匹と、南の島の人々が織り成す、アヤシクもたそがれた日々・・・。面白かったです。（指定）席が図らずもでかい画面の真正面ってこともあり、たそがれの南の島にどっぷり入り込めました。『かもめ食堂』の世界にハマった人のツボはよーく心得た映画です。もたいまさこの不気味優しい佇まいとか、とにかく笑える。しかし、同じスタッフ（監督も）・主演ってことで、どうしてもと比べてしまうんだが、私は『かもめ～』の世界観の方が好きです。『かもめ～』はゆるゆるとはしてたけれど、前向きなところがポイント。『めがね』はたそがれたそがれってちょっとウザい感じもなきにしもあらず。かな？音楽は良かった。サントラ欲しくなりましたもん。エンディングは大貫妙子で、これまた雰囲気ピッタリ。メルシー体操は、是非覚えて朝の習慣にしたい・・・--------------------オマケ・本日のプレイリスト『Dr.HOUSE』S2（#16）

  2007.10.09

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• 『イン・ザ・プール』（2005/日本）

  本日のプレイリストは、とりわけキチンとみた番組は無し。この映画もなりゆきというか、眠れずにテレビをつけたらやっていて、そのままずるずると最後まで引きずられてしまった。（観てないのは最初の15分くらいかな？）松尾スズキ演じるアヤシイ精神科医の元へ通う、困った症状に悩む患者たち。奇妙な治療法と苦悩に満ちた？非常識なの日常を描くコメディ作品。病気と言うのはある一線まではコメディの要素十分なのだなぁ。いやー本人達は辛いんだろうけど。プール依存症などはむしろ本人病んでるとは思っていないわけで、ストレス発散のはけ口を全て泳ぐことに託していて健全と言えば健全？（笑普通に面白い作品でした。エンディングがシュガーベイブの♪ダウンタウン。いつ聴いても名曲。見逃したOPは大瀧詠一だったようで、何と素晴らしい選曲！！

  2007.10.07

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  『かもめ食堂』（2006/日本）

  ここの更新も久しぶりになってしまいました。まだまだ暑い・・・からではありませんＣＳで放映していたのでやっと観られた『かもめ食堂』。劇場公開時、タイミングが合わずに観られなかったのです。前売りまで持ってて何故？それはさておき、評判通りの映画でした。「ヘルシンキで食堂」という設定がまずツボ。ヘルシンキなんてウィンタースポーツのシーズン、白銀のゲレンデしか思い浮かびませんですよ。。ヘルシンキに住んでいる日本人サチエが経営する食堂を中心に繰り広げられるのほほ～～んとした日常。ちょっと不思議でちょっと不気味、そして神秘的。北欧の街そのものがストーリーになったような映像に引き込まれました。ずーーっと観ていたかった。ヘルシンキへ行けば、もしかしたら日本オタクの青年と出会えるのかなとか、港でおじさんから猫を預けられるのかなとか、そんな期待も膨らむ、後味の良い映画でした。原作は群ようこさん。の何と書き下ろし！群さんの作品を読んだことは、恥ずかしながらまだないのですが、最近外堀からじわじわと攻められている気がする。。。。。----------------------------かもめ食堂

  2007.09.16

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  『プルコギ』（2006　日本）

  久しぶりの更新は邦画の話題だよ。焼肉バトル無敗のキングにして巨大焼肉チェーン店の御曹司・トラオ。全国制覇を目指す「虎王」の勢力をもってしても全く歯の立たない店が北九州にあった。焼肉の達人と呼ばれる老人とその孫、そしえ若き弟子タツジが経営する「プルコギ食堂」は地元の絶大なる人気を誇っていた。トラオに対しタツジは挑戦状を叩きつける。トラオの赤肉VSタツジの白肉（ホルモン）、果たして勝つのは？一方タツジは、生き別れの兄を探していた・・・・わかりやすいストーリー、わかりやすい結末。劇画的シチュエーションの極みなのですが、そう思えば楽しめる映画でした。普通の役どころとはいえ、松田龍平の存在感は驚かされる。デビューの頃と比べて更に父似なところが泣けます。体つきからちょっとした表情、しぐさに至るまで「優作の血」がそこにある。山田優が良かった。無表情の登場人物が多い中、唯一表情豊かな明るい役。いきいきのびのび演じていて好感が持てますね。トラオ役のARATAは、最後の最後で印象悪。笑うという演技には相当な才能が必要とされると言われている通りの結果。演出変えれば良かったのにね。ちょっとだけ微笑むとかね。田村高広は別格。田口トモロヲと桃井かおりはそんまんまくどい演技。割と好きだけど。津川雅彦、竹内力、更にくどい。ムッシュかまやつ、謎のまま（笑）。コピーでは「おなかも心も満たされる」映画となってるけど、この点は残念ながら期待はずれですね。それは美味しそうに食べるシーンがあんまりないからだと思う。所詮テレビ番組のパネラーの食すシーンとは、かくも空しいものか（爆）。あ、山田優の大食いシーンは良かったです（^^）-------------------------プルコギ鍋とプルコギ2人前セット

  2007.05.21

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• 『錨を上げて（ANCHORS AWEIGH）』('45/米）

  クラレンス（シナトラ）とジョー（ジーン･ケリー）は米海軍の水兵で、特別休暇の上陸地はハリウッド。偶然出遭った歌手志願のスーザンを好きになってしまう二人だったが、果たして彼女のハートを射止めるのは？・・・・まず、この映画の製作年を見ていただきたい。1945年と言えば終戦の年。アメリカはアメリカで、兵隊の士気を上げるためにこんな映画を作ってたのですね。物語のきっかけを作るスーザンの甥っ子は、まだ７つなのに海軍に入りたい。つまり軍人はヒーローなのですね。その彼らはめでたく意中の彼女とそれぞれハッピーエンドだし・・・。物語の舞台はハリウッドという夢の世界だし・・・。その頃の日本の状況と比べると、いろいろと考えさせられてしまいますね。そうは言ってもミュージカル映画。思い切り楽しめます。シナトラ演じるクラレンスはちょっと奥手。ジーンのジョーは相変わらず口の上手い人気者という役どころで、この住み分けがナイスキャスティング。友情をとるか女をとるかで悩むジョーはいいやつだし、ジョーには適わないと常に控え目なクラレンスの大真面目なところもカワイイ。ジョーのウソがきっかけとはいえ、歌手志願のスーザンが結局は自力でオーディションを勝ち取るのが実にアメリカらしい。今回、シナトラの歌のシーンは思ったほどは多くなく、残念といえば残念・・・ジーン様の華麗なステップは死ぬほど堪能できます（笑）。特にジェリー（アニメ）とのデュエットは何度観ても飽きないなぁ。トムはジェリー（歌と踊りを禁止した王さま）の召使でした（笑）。【蛇足】昼間は箱根駅伝中継でずうーーーーーっと変なCMを見させられていた。♪無いものはー作るしかないー！牧場のおじさんが、白衣の研究員が、サラリーマンが、踊る歌う・・・ミュージカル仕立てのサッポロビールの宣伝だったのです。そんなこんなで夜は是非ともミュージカル映画を観よう、ということで見事『錨を上げて』に白羽の矢が当たったのでした・・・

  2007.01.02

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• 『ブラス！（BRASSED OFF）』（1996・英）

  この感想を書くのは実はこれで３度目。しかし！無意識の内にどっか触ったらしくて、知らぬ間に消滅（泣）。呪われてるとしか思えない・・・・でも好きな映画なので再々チャレンジします。くそー。-----------------炭鉱閉鎖の迫る町のブラスバンドチームの物語。バンドは炭鉱夫で結成され、炭鉱の閉鎖によりメンバーの多くも失業の危機に立たされる。彼らの夢は全英選手権の決勝の舞台ロイヤル・アルバート・ホール。しかし炭鉱の閉鎖が決まり、バンド自体も存亡の危機に陥ってしまう。。。失業問題だけでなく、メンバーの悲喜こもごものエピソードが淡々と描かれる。自称サポーターのおばちゃんの「生のバンドを見て以来とりこなのよ」という言葉が印象的。社会派のテーマと音楽が結びついた、実に見ごたえのある作品です。実際に何万人（世界規模だから何倍になる？）もの炭鉱夫が失業したことを考えると、一つの時代の終焉とは、歴史とは、と考えずにはいられません。と言ったものの、映画のストーリーはそんなに重く暗いシーンばかりではありませんでした。音楽のシーンはたっぷり楽しめるし、ロマンスもあったりします。アンディとグロリアが結ばれることは、新しい時代への希望の象徴かなぁ？ロンドンの市街に響き渡る「威風堂々」のラスト。大好きな１本です。さてユアンな目線では、ダニー見舞いの演奏で口笛を吹くアンディがツボ。そう、アンディったらビリヤードで負けて大切なユーホニウムをかたに取られちゃったんですね。グロリアの退職金で決勝大会出場が決まったときの焦り顔（苦笑）。紫に金糸のユニホーム姿もグー。いや、この制服は普段は炭まみれのおじさんたちも良く似合ってましたね。

  2006.11.23

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  『SUPERMAN RETUNES』(スーパーマンリターンズ）　'06/米

  満を持してスクリーンにカムバックしたスーパーマン！！５年ぶりに地球へ戻ったスーパーマンは、宿敵レックス・ルーサーと再び相見えることに。故クリストファー・リーヴの頃から比べると、かな～り人間的なスーパーマンになってます。強く生きるロイスにたじたじだったり、クリプトナイト島でチンピラには打たれっ放しだし・・・。更にご落胤ですからね（苦笑）。テーマはズバリ「強い父親像」。無敵のヒーローは父親像に集約されてしまったようで、オールドファンにはちょっぴり寂しくもありました。孤独なヒーローは、もはや時代遅れなのか・・・・。だからなのかな、昼行灯で心優しいクラークはあまり目立たなかった。ちょっと残念。クラークあってこそのスーパーな姿なのに、と言うのも時代遅れなのですかね。もう一方では、主役のブランドン・ラウスの美しさを全面的にアピールしたい意図もあったのかもしれませぬ。宇宙で浮遊したり、力尽きて意識喪失したり、涙したり！！萌えシーン続出！ファンならずともため息が出てしまうくらい美しいんですねー、これが。しかも若いんだな。若いのに胸に「S」のスーツを着ると、頼もしく見えるところはサスガ。やはりヒーローものは見栄えが第一ですぅ。さて、もう一人の主役レックス・ルーサー。今回の悪事は大掛かり過ぎたかなという感じではありましたが、ご健在に安堵いたしました。次もケビン・スペイシーでお願いします。更なる悪の美学を彼の演技で！リチャードのジェームズ・マーズはかなり役得。ケイト・ボスワーズのロイス・レインは現代的でキュート。それから、お馴染みのテーマ曲は頭から離れなくなるのでご用心。---------------------------色がキレイ！　キーボードとマウス～。　USB英語　Superman Returns media slim keyboard ブルー　i-rocks Superman Returns optical mouse (ブルー)

  2006.09.18

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• 『プロデューサーズ』（2005/米）

  楽しかったーーーーっ！！最初から最後まで、ほぼ笑いっぱなしでした。あたかも舞台を観ているかのような・・・臨場感には欠けてたのですが、その欠けた部分を補って余るのが古き良きミュージカル映画のアナログなムード！！ネタばれになりますが、最後の最後まできっちり楽しめます。日頃の憂さ晴らしにはピッタリの映画ですよーーっ。さて、マシュー・ブローデリックですよ。ミスターとっちゃん坊やがやたらカワイイ。主要キャストのアクの強いおじ様達の中で、一人キューピーちゃん（笑）みたいです。更にユマ・サーマン。こんなにキュートで軽快なイメージはなかったよ。。。。映画でも劇中劇でも、文字通り彩りのような役どころ。でもそれはそれは華やかで美しくて、それでも決して大根役者ではできない役で・・・と現代のマリリン・モンローのように思えました。法廷のシーン、陪審員の一人がリチャード・カインド。確かに彼だったのに、EDロールでは確かめられませんでした。カメオ出演ってやつですか？

  2006.04.18

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• 『巴里のアメリカ人』（1951年／アメリカ）

  お馴染みジーン・ケリーのミュージカル映画。あまりにお気楽な内容ゆえ、ラストのジーン様踊りまくりシーンではつい居眠り・・・（苦笑）画家修業中の元ＧＩだって？やっぱりあのがっちりとした体型を生かすにはこの設定は欠かせないわけね。とはいえ、全身バネのようなダンスにはいつも惚れ惚れします。中盤、レスリー・キャロン（リズ役）との川沿いのシーンが大好き。ロマンチックでちょっと切なくて、前半の見せ場ですね。ラストの白黒の仮装には面食らいましたが、ちゃんとマントになってました。王子様はマントがお似合い。

  2006.04.02

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• 『ＢＢＭ』追記

  感想文は昔から苦手でした。この映画は、何と言うわけでなく何か感想を言わなければ！という気持ちにさせるだけさせておいて、一向に気持ちがまとめられない作品でした。多分もう１回観れば何とかなる、とかいう問題でもなさそう。うーん・・・。といいつつ、また行きたい病になりつつある私。改めていろんなレビューや宣伝文句を読んでみたのですが、何か根本的にしっくり来ないんだよねー。単なる同性愛の悲劇とか、何とか、そういう甘ったるいものとはちょっと違うような。そもそもイニスは同性愛者ではなく、全てのことは友情の延長線上のことだったのだと思う。「お前のせいにこんなになっちまった。俺を楽にしてくれ・・」と泣き崩れるイニス。皮肉にもジャックの死で、全てのしがらみから解放されるイニス。美しい思い出だけに生きる悲しい男。あ、娘が居ましたね。ある意味、素直に愛情を注げる相手であります。（これはこれでまた寂しい父親の性？）若干２７歳のヒース・レジャーがここまで演じました！！すごい存在感です。彼以外考えられないくらいハマり役！と言うのは乱暴かな。ろくに知らないままいきなりのイニスだったので、このイメージが定着しちゃいそう・・・・口ごもるとこも、よたよたしちゃうところも、ホントにうまかったもんなぁ。イニスのヒースが好きなのかも。

  2006.04.01

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• 『BROKEBACK MOUNTAIN』（2005年/アメリカ）

  実に淡々とした、社会派の映画でした。欧米の同性愛エピソードには度々出くわすのですが、いやはやその成熟度にいつも感心するのです。日本とは所詮土台が違うのですよね。そういう意味で、どれだけその雰囲気が伝わったか、観た人はパンフレット購読をお勧めします。さて、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホール、二人ともいい男だなぁ。1960年代の、さえないカウボーイにしちゃあハンサムすぎるし洗練されていたけど、それは若い頃を演じてた時だけ。仮面夫婦を続ける口ひげのジャック（ジェイク）としょったない独り身のおっさんに成り果てたイニス（ヒース）になってからの素晴らしいこと～～～～～っ（ただのおっさんシュミかも？）特に！イニスの悲しい存在にはヤられました。幼い頃のトラウマからと運命に抗えず、でも最後まで寡黙に生きてゆく不器用な男・・・・あああ・・・悲しく惨めで、それがいいのです。と言うわけで、思ったよりも泣かなかったです。怒涛の感動作というよりも、秘められた思い出のおすそ分けを貰ったような映画だと思いました。感想がにじみ出てきたら、追記します。

  2006.03.30

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  『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』(2001年／アメリカ）

  東ベルリン生まれのヘドウィクは在独米兵に見初められる。性転換を条件に結婚し渡米するが、手術は失敗し、夫にも捨てられてしまう。自分のロック魂？をつぎ込んだ若い恋人にも裏切られて、ヘドゥウィクの怒りの歌声が今日も響きわたる・・・このての絵面が好きなのはきっと８０年代の影響ね・・・。たまたま観てしまったのですが、引き込まれました。ヘドゥウィクの悲惨な半生を歌う、切なく美しいメロディーが素晴らしい。時折現れるアニメーションも、哲学的な歌詞を引き立たせる。怒りではじけるところも良かった。元はブロードウェイの舞台作品とのことなので、生の迫力を想像しつつ、これは映像ならではだろうなーと思わせるシーンもあって楽しめました。主演のジョン・キャメロン・ミッチェル、熱演・・・でもごめんなさい。『シックス・フィート・アンダー』のブレンダ役、レイチェル・グリフィスにクリソツだった。わはははは。（この項続くと思います）----------------さてさて「怒れるインチ」とは？　観てのお楽しみ・・・↓↓↓ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

  2005.12.26

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• 『STAR WARS ep3』のDVD　に興奮。

  映画の話題と言いながら、つれづれ話のような・・・。やっと開封して、やっとディスク２の映像特典を見始めた。つい最近買ったと言うのに、何だか随分昔のことのような気がする。劇場で観たのは９月が最後だから、テレビスポットとかもギリまで流れてたはずなんだけどなぁー。うーん、不思議じゃ。楽しいなー。どのメニュー選んでもエピソード３だ。当たり前だけど。楽しいなー。FOXチャンネルで流してた裏話が、カットなしで収録されている。これが面白い。メイキングはキャストではなくスタッフが主役のようなもの。他の作品はわからないけれど、『SW』シリーズほどメイキングが画になる作品も珍しいのではないだろうか。年期入ってるもんね・・・。このペースで行くと、年末年始の休みでは旧作へ辿りつけないよー。っていうか、特典から攻めたら絶対本編へ行く前におぼれそうであります。

  2005.12.24

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• そろったそろった（^^）　スターウォーズがそろったよ～

  大騒ぎです。遂に我が家にSTARWARS全作が揃いました（^^）エピソード３の発売に乗じてエピソード１・２も再販されたのでした。そして！まとめて予約したので更に割安に・・・市販のVHSが出始めた頃の値段で３本が揃うなんて夢のような時代です。いや、レンタルなど利用すればもっと安値で入手可能なのかもしれません。でもそこまで追求するほどの根性もないので、十分得した気分です。何たって揃っただけで大喜びなのですから。わーいわーい（^^）

  2005.11.26

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• 『さらば我が愛～覇王別姫』（1993年/香港）

  後を引く映画の１本。どのシーン見ても切ないとわかっていながら、ついついいつも見ちゃうのよね・・・。だからいつも途中から、とか、途中まで、とか。この映画は、京劇へのオマージュであり、激動の近代中国を描いた作品であり、芸に（ゲイに？）身をささげた男の一代記であり・・・すごい映画だなぁと思う。レスリー・チャン・・・迫真の演技だ。役との境がわからなくなる境地に立つ主人公蝶衣。レスリー本人にも蝶衣が宿ったかのようだ。実際に彼が亡くなるのは数年後なのだが、この役で生気を吸い取られたのではあるまいか。物騒な想像しちゃってごめんなさい。その後の主演作も割りと好きですよ。←フォローになってる？（苦笑）

  2005.11.20

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• 『茶の味』と『下妻物語』

  でええええええ。月が変わって、もう一週間たってしまいました。すっかりサボっちゃいましたワ。だってだって、家でもパソコン画面見たくなかったんだもーん（＞＜）。はぁ。。。。腱鞘炎も最悪でした。うーん・・・月末からこの土日、何やってたんだろう。テレビは観てました。それよりも映画かな？たまたまテレビで連続放送してたので、だらだらだら～～～っと２本立て。『下妻物語』（2004年）と『茶の味』（2003年）『茶の味』は、ほんわかシュールでお気に入りの１本になりそう。エキセントリックなシーンと対照的に、セリフらしくないセリフまわしのバランスがいいです。『下妻物語』とは違う、自然体の土屋アンナがかわいいゾ（^^）。『下妻物語』は公開時に大ヒットしたんだよね。これはウケるよね。マンガちっくで、それでいて変な現実感もあって、面白かったです。深田恭子と土屋アンナ、二人ともはまり役で、これでかなりの得点稼いだ感もあり。この二本は実は同じ監督の作品かと思ってました。それくらい似たものを感じたのですが、単に今の日本映画の一つのジャンルと考えるのがいいのかも。ひところのインディーズやミニシアター系の香りのする、こういう映画ならどんどん作って欲しいなぁ。でも『茶の味』でしばらくは満足かも。

  2005.11.06

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  ジョニー・デップ出演作

  なんと！『チャーリーと～』は劇場で見た初めての出演作でした（笑）。主演ではなかったのですが、印象深かった作品。『夜になるまえに』観てから出演を知りました。ストーリーはいたってシリアス＆硬派です。↓↓↓夜になるまえにこちらは原作。やはりおかたそうな出版社から出てますね（苦笑）↓↓↓夜になるまえに新装版

  2005.10.25

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• 『チャーリーとチョコレート工場』

  おかっぱ＆白塗りのジョニー・デップを観てきました（笑）いやー、ウンパ・ルンパ！！何はさておき、ウンパ・ルンパ！！！自分の後継者を選ぶため、地球上で５人の子供をチョコレート工場に招待したウィリー・ウォンカ。彼は、姿かたち、それから発想はとてつもなく奇抜ではあるけれど、至って典型的な「寂しい子」なのです。原作は読んでませんが、ウィリーの生い立ちはティム・バートン監督が付け足したと記憶してます。確かにわかりやすくはなったんだろうな・・・。何となくウィリーは謎の存在のままでも良かった気がします。だからこそウンパ・ルンパの存在が映える（笑）。どんなに出てきても同じ顔。男も女も関係無く同じ顔。そして無表情・・・・・このとぼけたセンスが好き。映画よりもサントラが欲しいな。

  2005.10.21

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  『踊る大紐育』（1949年／アメリカ）

  ＭＧＭのミュージカル映画。どれも同じようだけどそれでもいい、娯楽映画の醍醐味である。が、なんだかこれは勝手が違う。ジーン・ケリー自ら手がけたので、さぞかし魅力満載と思いきやそれほどでも無かったのよね。『錨をあげて』と勘違いしてたのもあるんだけど、ちょっとがっかりかな。緩慢な場面も少なくなく、こんな映画なのに中だるみしてしまった。見ものであるはずのソロのダンスもイマイチ。ジーンは歌や踊りだけでなく、表情でもちゃんと演技ができる人だから、そういう場面も少なくて残念。そんな中できちんと仕事をこなす男、フランク・シナトラ！！！若い！！細い！！　でもってかわいい！！何よりコメディ映画に不釣合いなほどの美声がたまりませんね～（うっとり）---------------　←1,380円　←2,134 円　←980円同じ廉価版でも、私の買ったのは格安５００円。昔の映画ではあるんだけど、悲しいほど音は悪かった（苦笑）。上記ランクでのお買い求めをお勧めします。

  2005.10.01

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• 『エピソード３』　再び

  また観てしまいました。劇場で観られる新作はもう無いのよーーっ！！！うえーん（TT）悲しいけど、寂しいけど、変に心変わりされて新作を作られても困るナ。キッパリ作らないで欲しいです。断言できるほど、納得の１作だから。。。ヘイデンのアナキンがすごい。役者の技量か、演出か、いづれにしてもこんなにハマった役者がいたからこそ、このシリーズはうまく完結できたのだと思う。例の黒いスーツとマスクをつけ、あんな姿になっても、「彼女は無事か」と問うシーンが強烈に悲しい。もはやアナキンのなれの果てでしかなく、たとえ無事だったとしても共に暮らすことなどできないのに・・・。グリーバス将軍もサイボーグと化した戦士の一人。機械の体でゴホゴホむせているのが、滑稽でもあり、また悲し。。。どんな原型だったのか興味ありますな。オビ＝ワンの乗っていた大きなトカゲちゃんがかわいいな★私も乗ってみたいぞ。オビ＝ワンといえば、冒頭の空中戦で「飛ぶのは嫌いだ」とつぶやくのがとても象徴的。ホンモノのジェダイ・マスターは接近戦こそ真骨頂。空中戦の得意なアナキンには敵わないのである。それにしても、苦悩する男とは心捉えるものですね。苦しみ悩んで、ああっと顔に手をやるとこに、実はグッときちゃう私。これって何フェチなんだろう？（笑）

  2005.09.12

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  『ジュラシック・パーク　/　ロスト・ワールド』

  ちゃんと観ていない話題作の一つ。実はこういう作品がたくさんあったりします・・・。『ジュラシック～』は前作もちゃんと観てないのでいきなり続編です。観終わってみると、随分と遠回しに環境保護を訴えてるなぁという感想。迫力のシーンばかりでも一気に見せてしまうところが、さすがスピルバーグなんでしょうか。深く考えず、アクションや映像のすごさを楽しめばいいのですな、きっと。Ｔレックスでかいなー。でか過ぎて、怖いというよりも何だか滑稽に見えてしまった。特に人間目線だと部分（頭、しかしこれでも部分）しか映らないから。逆に小っちゃい肉食竜の群れや草原の肉食竜、のシーンの方が恐怖だった。草食竜はかわいい。中でもパキちゃん（石頭）がお気に入りです。--------------------☆ＵＳＪで遊ぶならおススメ！ホテル近鉄ユニバーサル・シティ

  2005.07.16

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• エピソード３　追記

  思えば「３があるから」、とエピ１・２の不満足にも耐え、待ちかねた最終作であった。大満足！とまではいかないけれど、そりゃよくよく考えればの話であって、全体的にはファン心をくすぐる集大成的な作品となってます。だから、（エピ１・２よりも）旧３部作の方が好き！って人にこそ観ていただきたし。見終わった後、直ぐにエピ４が観たくなるからね。ご用心。因みに私は、旧作世代であります。。。。さて、壮絶な師弟対決はさておき、今回一人の役者さんに注目してました。ベイル・オーガナ役のジミー・シュミッツ。海外ドラマ観てる人なら、『NYPDブルー』『L.A.ロー』などでご存知のはず。私も『NYPDブルー』で観ていたので、この配役を知った時にはビックリしました。イメージ通り温厚そうな政治家で、レイアのお父さんにぴったりじゃあないですか・・・彼は元老院としてパドメの良き理解者という設定らしいんだけど・・・そんな場面出てこなかったなぁ。緊急会議の際に同席してたくらいでしょ？　もっとそれらしいショットが観たかった気がするな。

  2005.07.14

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• 『ＳＴＡＲ　ＷＡＲＳ　Episode３』

  こんばんはー。コメントを幾つか頂いているようなんですが、レスは明日以降にさせていただきます。ごめんなさい。ちょいとコーフン気味なんで。。。--------------観てきました！　エピソード３！！！面白かったー（＞＜）もー、ＯＰの“ジャン♪”の１音で鳥肌。ファンファーレで更に鳥肌。冒頭のお馴染みのあらすじが流れる頃には涙ぐんでました、わたし。最近涙してばっかり。。。最初から激しい戦闘シーンで、一気にこの世界へ引きこまれる・・・というか戻って来たって思わせてくれる。アナキンがダークサイドに堕ちてゆく過程は、悲しくて何ともやり切れない。もうああなると抗えないのね。。。強いが故なんでしょうか。エピソード１の時はえーっ？と思ったキャスティング、ユアン・マクレガー。２を経て、風格を備えたマスターになっていました。闘いで大奮闘するだけでなく、失意に暮れたり、憤ったり、いろいろな表情を見せてくれて、これにはちょっとキャーな気分でした（^^）。ストイックな戦士って、何故かセクシー（きゃー）。そしてもう一人のヒーロー、アナキン。アナキン演じるヘイデン・クリステンセンもすっかり大人の男になってました。持ち前の寂しげで暗い表情だけでなく、佇まいさえ危うげな未知の力を秘めた存在をうかがわせる・・・そんな男になってました。この２人の師弟対決シーンは、やはり最大の見所でしょうな・・・。あー、かっこえーなー。誉めてばかりなので、ちょっと気になったことも書いておこうかな。ジェダイが次々と、あまりにもあっけなく姿を消してしまうのが残念だった。それと、ラストはエピソード４の片鱗を覗かせて、あっけなくお終い。何でもテレビシリーズになるとか・・・・。思惑が見え隠れするので、もっと先に公表して欲しかったな。直接は関係無いんですけどね。ルーカスもやることズルイよ。ファンはまた何年も楽しみにしちゃうじゃないか！あと１回劇場で観るつもりです。いつ行こうかな～。

  2005.07.14

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• BATMAN　BEGINS

  『バットマン』観てきました！！『エピ３』の前哨戦のつもりで観に行ったわけでもなかったんだけど。スケールと迫力はやっぱりハリウッドだわよねーと感心しかりの一作でした。やはりこういう映画は劇場で観たいものですな。でも、しっかりしたストーリー風だけれど、展開はあくまでもアメコミの世界なので、そんなに納得しないでもいいのです。単純にスカッと楽しめる。お勧めです。というか、もう１回くらい観てもいいと思った。。。途中でトイレ休憩できなくても、隣のおねーちゃんが煩くしてても、大画面から出る緊張感には叶いませぬ。。。さて、勝手に心配していたクリスチャン・ベイルのバットマン、いやー、ハマってました。ビギンズだからこその荒削りで青臭いバットマン。素直で伸び盛りのブルース・ウェイン。どちらもピッタリ。ああ、こんな若いイメージで良かったんだと改めてこの人選に納得した次第でござる。マスクの下から発する凄みの効いた決め台詞・・・は、もしかしたら行きすぎかとは思ったけど。そこは過剰演技だと多分本人（ブルース）も思ってるのかな？　ぷぷっ。ブルース様を支えるお馴染みのキャラクターも良かった。特にマイケル･ケインのアルフレッド。これが意外にも当たりだった。とぼけた感じといい、半開き風の目付きといい、コミックのアルフレッドそのものであった。リーアム・ニーソンはまたもや「マスター」役。長身に剣を振るう姿が映える。カッコイイ（＞＜）世界の謙さんを期待している人には、申し訳無いけれど少し物足りないかも。。。。もう一人、レイチェル役のケイティ・ホームズ。あー、想像してた通りやはりジョーイ・ポッター＠ドーソンズ・クリークになってましたよ。小生意気そうな、もとい気の強そうな役どころが既にジョーイの延長線上じゃん・・・。ちょっと口を歪めて皮肉を言うところとかさー。あ～でも彼女もトム・クルーズ婦人になるのだわねー。オトナになっちゃったな、ジョーイも。。。。しんみりしちゃったので、本日はこれまで。

  2005.06.27

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• 『ブラザーサン、シスタームーン』

  フランチェスコ会の祖、聖フランチェスコの半生を描いた作品。タイトルは、教えを説いたと言われる歌の一節である。タイトルは以前から知っていたのに、何故か食わず嫌いしていた。番組表を確かめるまで全くそれとは気付かなかったんだよね・・・。公衆の面前でいきなり裸になる若者。裕福であったろう暮らしを捨て、雪の中石を積み、そして歌を歌う。。。ああ、彼こそ聖フランチェスコだった。神の下では皆平等であれ。人間のみならず、生きるもの全て。。。。次第に仲間を増やしていくフランチェスコだったが、司教のたくらみで仲間が殺されてしまう。打ちひしがれたフランチェスコはローマ法王に謁見を求め、切々と訴えるのだった。ここのフランチェスコの倒れそうな感じがいい。熱弁のフランチェスコに感服し跪くアレック・ギネスの法王、もしかしたらのタヌキっぷりが好き。行動派のフランチェスコとはやはり違う世界に生きているのか。象徴的に、法廷の内部は荘厳であるが、フランチェスコのいた世界と実に対照的である。彼が共に生きたい（＝守りたい）と願った人も自然も、素朴で美しくて・・・画面もとてもキレイなんだよね。。。世の中は複雑になってしまったけれど、フランチェスコのような心で美しいものを愛したいもんですな。。。『Brother Sun, Sister Moon』

  2005.05.17

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