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いつも夢を観ているという意識がない。しかし、夜中のケータイメールに目を覚ますと、それまで観ていた夢を克明に覚えている。しかも、とても怖い夢を…
深夜、私は何故か、子どもの頃に住んでいた追浜の家の2階のトイレから、こっそり下を眺めていた。そこは実際と違って、土がむき出しの広い空き地になっている。しばらくすると、家から女の人が2人の娘を連れてコソコソ出て行く。どうやら夜逃げらしい。その人の旦那さんは、以前、同じ会社にいた人で、伸び悩むシニアデザイナー。奥さんには、外に男がいたらしく、彼が車で迎えに来ている。彼女らが車に乗り込むと、下の娘が騒ぎ出して、母が小声で叱っている。深夜だからか、覆面パトカーが、抑え気味のサイレンを鳴らしながら向かって来る。一瞬、車の中の全員に緊張が走るが、その脇を通り過ぎる。パトカーが走り去るのを待って、男は静かにアクセルを踏んだ。ふと気が付くと、自分はその車の後を追うワンボックスカーのリアシートに身を潜めている。パジャマ姿。運転手の若い女性は、私には気付かず曲がりくねった下り坂を飛ばす。早くその車から飛び降りて逃げたいのだが、だいぶ先の坂の下まで来てしまった。信号で車が停まった隙を見計らって飛び降りて走る。が、スピードが出ない。通りすがりの薄汚れた中年男性が追いかけてくる。湿っぽい岩肌の出た古いトンネルの中を逃げる。まだ追いかけて来る。私はとっさに曲り角を曲がるが、そこには雨水が溜っていて先へ行けない。振り返ると、もう、その薄汚れた中年男性が目の前に立っていた。 ここで、ケータイメールが着信し、目が覚めた。たまに、こうやって寝ている途中で起こされると、それまで観ていた夢が克明に再現されるのだ。続きを観なくて済んだと思うべきなのか、それとも、そのまま何もかも忘れて目覚めるのが良かったのか…。 これは、以前にも冗談で話していたことがあるのだが、もし、夢を録画できるビデオデッキがあったら…。私たちは皆、映画監督であり、また、タレントの夢ビデオ上映会なるものも企画されているかも知れない。 〈お知らせ〉 方々、ご心配をお掛けしていましたが、新会社が正式に設立、スタートしました。近々、お披露目も行われます。何かとやることが多く、今まで以上に緊張感も高まっています影響で、とても手薄な「物欲日記」となっていますが、何卒ご理解下さい。今後とも、どうぞよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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