カテゴリ:雅楽・能・文楽
国立劇場小劇場にて2007年6月9日(土)に見てきました。 なんといってもうちの先生の師匠である、芝祐靖さんや 東儀、多、など雅楽の家系「楽家」の方々を近くでで観れるのは 大変貴重です。 あと、舞楽である「採桑老」が観れるのも貴重でした。 この舞いは、いろいろ言われがあるもので (この舞いをするとその方は亡くなる。。。) 鳩杖を持った老人が不老不死の薬草を求めてさまよう姿と言われています。 本来なら宮中や神社で、舞い演奏するものなのですが舞台では夜の外で焚火の明かりの中で行う演出をされていて、雰囲気を味わえました。 和琴の音を聞けたのですが、現代の琴とはちがって音が響かないので、とてもシンプルな原始的な音でした。 これはかなり長い年月の方が弾かないと、ただの音になってしまう難しさを感じました。 「採桑老」では、舞ってる方は若そうだけど大丈夫かな、と別のほうに気が回ってしまいました; でも最後にお面を取ってお辞儀をされたのですがとてもお年を召した方で驚きました。 雅 楽「楽家」の伝承をたずねて 神 楽 「神楽音取」(かぐらのねとり) 「阿知女作法」(あぢめのさほう) 「人長舞」(にんじょうまい) 管 絃 「陵王荒序」(りょうおうこうじょ) 芝祐靖=複曲 和琴入「越殿楽」(えてんらく) 舞 楽 「採桑老」(さいそうろう) 東儀俊美=復元・構成 <出 演> 東儀 俊美 芝 祐靖 東儀 兼彦 豊 英秋 東儀 博昭 多 忠輝 東儀 雅季 池邊 光彦 東儀 季祥 豊 剛秋 岩波 孝昌 大窪 康夫 増山 誠一 大窪 貞夫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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