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カテゴリ:独り言
結婚しても彼はほとんど生活費を入れず、彼の収入は本人の遊興費に消え、私の収入で暮らし、家事もほとんど私がやる毎日でした。
最初のうちはそんな彼の世話をすることで自分を保っていましたが、体力には限界があり、過労で倒れたりしていました。彼のほうも世話してもらいお金を出してもらい何でも買ってもらえる状況に慣れ、要求はどんどんエスカレートしていきました。 生活費は奥さん持ち、家事は奥さんがやって当たり前、食事は毎日フルコース希望。 満たされないのは足りないからではなく、本当に欲しいものを間違えていたためなのに。それに気がつかず、彼は非常識な希望を並べるようになり、それが満たされないと怒るようになりました。怒られるたび、自己肯定感が欠如していた私は、「彼が正しい。私が至らないから悪いのだ。」と自分を責めていました。 そんななか、私の父が亡くなりました。 父の死の理由は伏せますが。駆け落ち状態にあったために、私が父を救えなかったことは事実です。 自分を責め、虚脱した私に、彼は責任を感じたそうです。そして自分は妻を幸せにできないと感じ、他の女性を作りました。現実から逃げるように、愛人につぎ込み、家に帰らなくなりました。 そして、離婚。 精一杯の努力が敗れた無力感から鬱を患い、長期休職し、復職。 その後5年。いろいろな本やサイトで勉強するうちに、ようやくその原因のほとんどがつかめたようです。 もともとHSPで不安感が強く、そこに幼少児から女性として生まれたことを否定され、自己肯定感が育たないアダルトチルドレンであったことが、共依存で成立する不健全な恋愛と結婚につながり、失敗に終わったのだと理解できました。 今は自己肯定感も育ち、ACのチェックをしてもほとんど当てはまりません。HSPは遺伝的形質なので治りませんが、ACは治ります。 自分の間違いを謙虚に受け止めて、分析し、原因を取り除き、ダメな自分も受け入れて、自分を愛することができるようになりました。今は結婚していた時から、心の底から信頼していた人に、健全な愛情を注いでもらっています。 本当に幸せで、生きていて良かったと思えます。 神様っているんだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月07日 00時10分48秒
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