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Mar 5, 2009
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カテゴリ:スポーツネタ
以前吉原のインタビューを紹介した指導者の機関誌の中で「スポーツ指導員
の資質、~見直そう指導者のモラル~」というシンポジウムのレポートがあ
りました。

パネリストは水泳の山本貴司さん、アメリカマイナーリーグの審判平林さん、
スポーツライターの藤島大さんお3人です。自分はモラルについての原体験を
話してくれた山本さんの話が一番読んでいて興味深かったですね。

思い出したくない指導シーンとして。。。
山本さん
ひたすらしんどい練習を繰り返し、もうそれ以上記録が上がらなかった時に
「もう限界です」との言葉にコーチが豹変しました。あまり怒られた事がな
かったのですが、その時ばかりは「限界ってなんじゃーい!」って平手打ち
をくらいました。

強くなりたければ限界を超える努力をすることが大事、コーチはそのことを
伝えたかったのだと今ではわかります。当時は「もう辞めたい」と思った。
うまく言葉で伝えてもらえたら良かったですし、そのコーチはそういう表現
の仕方しかできなかったのかなと思います。

平林さん
少年野球の全国大会にて、ピッチャーが1塁に牽制球を投げるフリをしたら
ランナーがヘッドスライディングで戻った。ここまでよくある光景です。し
かし、ランナーが胸についた土をはらって仕切り直しをしている最中にピッ
チャーが投球始めている。

盗塁を許さないためにわざとそういう作戦を取っている。大会を見ていたら
すべてのチームが同じ手段をとっていた。指導者がそう教えている。

藤島さん
高校ラグビー部のコーチ時代に、強豪校の練習を見せようと菅平に行って
練習試合をしていたのですが、怪我で倒れた1年生に対して監督が「お前、
起きろ!」と持っていた傘で叩いた。それを見て生徒達はショックを受けた。

新聞記者時代、高校野球の取材に行った時、負けたチームはどう見てもしっ
かりと練習をしてきたチームには見えませんでした。しかし監督が「本当に
この子達はよくやった」と涙を浮かべているのを見て非常に違和感を覚えた。
負けて泣けるほど子供達の能力を引っ張り出したのかと。

日本のスポーツ文化って将来どうなるんでしょうかね。







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Last updated  Mar 5, 2009 05:29:41 PM
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