2317668 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

デビルのボヤッキー

デビルのボヤッキー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
Sep 15, 2009
XML
カテゴリ:スポーツネタ
今度も東海道新幹線グリーン車で無料で読む事が出来る「ひととき」にて

吉永みちこさんとの対談形式で

シンクロの進化を先導 井村雅代

『北京へ行ってさらに逆境に強くなり、孤独にも強くなった。人への感謝の
気持ちも大きくなりました』

27年もの間指導してきた日本のシンクロ界を離れ、北京五輪では中国代表を
指導。日本のシンクロの素晴らしさを世界にアピールするチャンスととらえ
た決断だった。

本題

北京五輪シンクロは首位を争うロシア、スペインの2強に日本が食い込むか
中国が彼岸のメダルに届くかという緊迫した状況の中でデュエット決勝の
演技が行われていた。メダルの可能性を持つ開催国の姉妹による演技を見
守っていた中国ヘッドコーチの井村は一瞬自分の目を疑った。

中国にメダルをもたらす唯一の期待の星がありえない致命的なミスをした
のである。「挑戦者が練習でもしないミスをしたら勝てるわけがない」

なんでや? という思いが渦巻き、ミスした姉妹も自分自身も許せない激
しい感情が井村を襲っていた。これでメダルは消えた。中国代表コーチに
招かれた井村の使命はとにかくメダルを1つ取るということだった。

使命が果たせなければ仕事をしたことにならない。このままでは日本に帰
れない。そんな思いが浮かんだ。が、次の瞬間、打ちひしがれたプールか
ら上がってきた姉妹を井村は満面の笑みで迎えている。演技を終えてプー
ルから上がるまでの時間は1分足らずである。

つづく





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Sep 15, 2009 09:02:06 PM
コメント(0) | コメントを書く
[スポーツネタ] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Category


© Rakuten Group, Inc.