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今日は仕事仲間のFさんからすごい話を聞いた。
Fさんと言えばかの有名な「魔術師・バロン」の飼い主であり、 我が日記ではネタの提供者としてもかけがえのない人材である。 そのFさんから久々のバロンのネタである。 題して「チャッピー危機一髪! バロン殺犬未遂で逮捕かっ!」 その日、Fさんは料理で余ったキャベツの芯を2人(?)の犬に あげようと用意していた。 バロンは食い意地が張っているので家の中でもいつも鎖でつないである。 チャッピーはその点おねえちゃんなのでフリーにしてあるらしい。 2人の距離は1メートルくらい。 そしてFさんはそれぞれ二人の前にキャベツの芯を放ってやった。 2人は嬉しそうにその芯のニオイをクンクンやっている。 しかしFさんがちょっと目を離した隙に(超・定番!) 2人が取っ組み合いのケンカを始めてしまった。 どうやらバロンは自分の芯をキープしたうえでチャッピーの分まで 横取りしようとしたらしい。 これにはさすがのチャッピーも切れたのだろう。 もうその凄さと言ったら野性そのもの! ウ~ッ・ガウゥ・ガウガウッ・グワォ~! 今まで見たこともないくらいの激しさである。 完全にお互い本気! 人間同士なら 「おらっ! お前、殺したるっ!」 「なんやとこらっ! 返り討ちじゃ、ぼけっ!」 てな感じでしょか。 その証拠に互いの喉笛あたりを噛み合っている。 これはやばいっ!とばかりFさんは慌てて止めに入る。 素手では危なそうなのでそばにあった掃除機のノズルを使って ようやく2人を引き離した。 そばでこわごわ見ていた子供達もチャッピーのほうへ駆け寄った。 Fさんがバロンに説教をしていると子供がいきなり叫んだ。 「お母さん、チャッピーが血流してる! 怪我してるみたいっ!」 見るとチャッピーのアゴの下あたりからポタポタと血が滴り落ちている! カーペットもそこら中、血だらけである。 F医師の診察の結果、チャッピーの下アゴにはクッキリとバロンの歯型が! マキロンがなかったのでアルコール消毒してタオルで押さえ続けると やがて血は止まった。でもチャッピーはぐったりしてる。 それにひきかえ殺犬未遂で現行犯逮捕されたはずのバロンは のんきにキャベ芯を食っている♪ Fさんの怒りは頂点に! 「バロン! ちょっとこっちおいで!」 そのあとバロンは犯行を認め、刑に服したそうな。 そして刑務所(檻)行きである。 犬刑法第203条 [殺犬未遂] 殺犬を犯そうとしたものは 1日以上7日以下の懲役 または3時間以上の正座、もしくはキャベツの芯没収の刑に処す。 バロンよ、立派にお勤め果たして帰って来いよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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