カテゴリ:使用レポート
EOS M で写真と動画を両方撮影する場合の使い勝手をレポートします。
EOS M には動画専用の撮影ボタンがあるのですが、このボタンはカメラ上部のモードダイヤル を「動画」にセットしないと効きません。 なので、写真と動画を半々に撮影する場合、すごくストレスになります。 写真メインの方にとっては、この仕様の方が誤操作でビデオ撮影してしまう事が なくなるので良いのでしょうが、ビデオを撮りながら、時折写真を撮る様な ケースの場合、ついつい「動画」モードにすることを忘れてビデオが撮影できなない 事がしばしば発生します。 もっとも、「動画」モードでも、写真は撮影できるのですが、ここが曲者です。 「動画」モードの場合、「写真」モードで設定したシャッター速度や絞りが 全く関係なくなり、シャッター速度が比較的低い値に設定されてしまいます。 例えば、夕方に「写真」モードで被写体ぶれを抑えるため、焦点距離28mmで シャッター速度を100分の1くらいに設定していたとしても、 「動画」モードに切り替わった状態で撮影すると、30分の1くらいまで シャッター速度が落ちてしまいます。 なので、家に帰って写真をチェックしたら、手振れや被写体ぶれが半分以上を しめていたなんてことも・・・ この辺は、「写真」モードでも動画撮影ボタンを有効に「する/しない」が 選択できるよう、ファームウェアを修正してほしいと切に願います。 それから、やはり夕方など暗い場所では、急にAFが外れたりすることが しばしばありました。 特にレンズキットで付属する単焦点の22mmで動画を撮影しようとすると、 AFがもさっという感じで、安心して撮影ができません。 静止画の画質がすばらしいので、この部分は残念です。 外付けのストロボも結構じゃまになるし、AFもSONY のNEXに比べると明らかに遅い・・・ 液晶モニタのチルトもついてないし、使い勝手を考えると、やっぱりNEX-3N の方が よさそうな気がします・・・ そろそろ、EOS M もドナドナを考えようかな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[使用レポート] カテゴリの最新記事
|
|