コンパクトデジタルカメラ メーカー別製品の特徴~ペンタックス編
ペンタックスは、キャノン、ニコンに並ぶカメラメーカーで、世界最小最軽量の一眼レフデジタルカメラを世に送り出した最初のメーカーです。コンパクトデジタルカメラに関しても、防水タイプをラインナップに揃えるなど、この分野に力を入れています。主力機種のオプティオA10という製品から、光学式手ブレ補正が採用され、後継機種のA20は、更にISO1600までの高感度撮影に対応するようになりました。A10の画素数は800万、A20に至っては1000万となりますので、最近のトレンドをしっかり備えています。この機種ならではの機能として、録画機能にDivXという圧縮方式を採用しているため、1GBのメモリカードで40分以上の長時間の録画が楽しめます。画質的には、全体的にシャープネスが強調されているため、綺麗な印象を受けます。全体的に小型軽量のカードタイプなので、バッテリーの持ちは他社に比べ弱いですが、旅先に持っていき、動画も同時に楽しみたい方にはお薦めです。しかし、他社には無い意欲的な製品はと言うと、何と言っても防水タイプのW10,W20でしょう。本格的防水タイプの製品としては、工事現場用を除いてオリンパスとペンタックスしかなく、オリンパスは動画撮影機能が若干弱く640×480 15fpsしか対応していません。W10,W20は圧縮方式こそMotionJPEGですが、640×480 30fpsの録画に対応しているため、テレビでもそこそこの画質で鑑賞できます。コンパクトデジタルカメラとしては大きい部類に入りますが、小さなお子様連れで海水浴やプールに行ったとき、気軽に記念写真や動画撮影が楽しめますので、夏には重宝します。私も実はOptio43WRという400万画素の機種を使っていますが、夏場は大活躍です。