混ぜるなキケン!

2007/01/10(水)20:36

五人兄弟は血縁か?(サンダーバード、シルバー仮面)。

特撮ヒーロー(159)

 シルバー仮面に変身する春日光二は、五人兄弟の次男です。 トラブルメーカーの三男(光三)のお陰でギスギスしたりしますが(世間にとっては、そもそも春日兄弟がトラブルメーカー)、実の兄弟である事を疑う気にはなれなせん(亡父の姿が出てこないばかりか、母親については、ほとんど言及されませんが)。 余談。三男が4番目(上に姉がいる)と言うのは、ガルマと同じ構図です(←もちろん、「レインボーマン」の殺人プロ=人間ポンプの方じゃありませんよ)。 ところが、サンダーバードのトレーシー五兄弟の方は、仲が良すぎて、反って不自然です。 また、春日兄弟は3:2で、ほぼ男女比が1:1ですが(僕の父の兄弟と同世代で同数)、トレーシー家は5人とも男です。作為を感じるのは、僕だけではないようで、双葉社の「サンダーバード大全」の座談会(日本人ファン=編集スタッフ)でも「絶対、お母さんは違うよね」と言う意味の発言があります。 父親のジェフ・トレーシーはサンダーバードのメインキャラ(?)ですが(オープニングに出てこないので「?」をつけた)、その妻については誰も語りません、不自然なくらいに。 何人かは、愛人の子供でしょうか?かつて、世界中に植民地を持ち「日の沈まぬ国」と称したイギリスだけに、ありそうなケースです。 おっと! サンダーバードはイギリスの番組ですが、トレーシー一家は「アメリカ人」と言う設定でした(でも、植民地持ってたしなぁ)。 あるいは、グレートマジンガーの兜剣造博士のように、孤児をスカウトしたのかもしれません(実は、5人とも養子か?)。 こう言う邪推をするのは、子供たちの扱いが均一ではないからです。 サンダーバードの基本プロットを見てみましょう。 災害発生→サンダーバード5号がキャッチ→1号・2号が発進→1号が先着、状況判断→2号は到着、装備を降ろし、国際救助隊が活躍し、解決する。 と、言うものです。2号のコンテナから出てくる今週のビックリドッキリメカレスキューメカのパイロットは末っ子のアラン(3号担当)、サポートはミンミン(言語だとティンティン)、ブレインズです。 …4号担当のゴードンの出番は…? もちろん、宇宙が舞台のステージでは3号(アラン)、海が舞台では4号(ゴードン)が活躍するのですが、空・陸の災害が多く、海や宇宙の舞台は少ない傾向にあります。ゴードンだけ島に残っていても仕方がないので、一緒に出動させては?と思うのですが。猫の手よりはマシでしょうし。 こう言うのには、理由があります。話数は忘れましたが、事件のエピローグで、スコット(1号担当)とゴードンが今回の救助活動を振り返るシーンがありました。二人の会話に父(ジェフ)が割って入り、「今まで何回、救助に参加した?」と訊くシーンがあります。スコット(長男)は「全部です」と答えましたが、ゴードン(四男)は数回でした。 この回数の差が気になって仕方ありません。どうして、父親は子供を差別するのでしょうか?血が繋がっていないから?(案外、スコット・バージル(三男、2号)が養子で、使い捨てなのかも?)。 実は、ゴードンが海中メカ以外苦手、と言うオチかもしれませんが。 ところで、ジョン(次男)は、ずっと5号(宇宙ステーション)にいるんですよねぇ(時折、アランに交代してもらえるが)。左遷?追記 シルバー仮面ジャイアント19話、津山博士によると、春日ひとみは母親にソックリとの事。

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