うなうな日記

2007/11/13(火)23:12

フジコさんを聞きに。

外出。(74)

うちのベランダを飾るバラ 小さいですが、苗木を植えた頃より花がしっかりしてきた気がします。 寒くなってきたこの頃の方が、匂いが強く感じるのはナゼ?(そういうもの?) ひときわ鮮やかな色合いを見て、なんだか元気になってみたり 先週、イングリット・フジコ・へミングさんのチャリティーコンサートに行ってきました。 学生時代より音楽はと~っても苦手で、 (そして今でもそれが改善されたとは思えないが) 楽器や曲目なんか皆目不明なオンチだったりするのだけれども、関心だけはあるわけで。 しかもチャリティーということで、誰にでも優しい、参加費も優しい(笑) 場所は池袋にある≪東京芸術劇場≫。 私は初めて行きました。 音楽に親しい友人と待ち合わせ、大ホール3Fで彼女を待ちます。 ステージには、ポツンとピアノが1台。 やがて満員となり、休憩をはさんで約2時間、彼女のピアノを堪能しました (途中でうっかり眠くなってしまったのは、決して演奏のせいではない) 音楽に疎い私が彼女の名前を知っていたのは、テレビドラマで有名になっていたからで、 聴覚が不自由になり色々と苦労をされたらしい彼女は、 日本人好みのドラマ性を持っていると思われます。日本人だし。 私もやはりミーハーなもんです。 演奏を聞いた友人の意見をとても興味深く聞きながら、改めて着目してみました。 演奏がどうこうよりも、自ら何かを発することができる人、に、 私はいつも、とても言いようのない敗北感とジェラシーを感じてしまいます。 (こう書くと不健康な聞き手だなぁ) 会社には自分の机があるし、家では猫は懐いてくれるし(爆)、それはそれでいいんですけれど、 人を感動させたり、安心させたり、驚かせたり、奮起させたり、 やっぱり何かを表現したいし、やっぱり何かを認められたいんだろうな。 そういう憧れをずっと抱いている気がします。 でもきっと、それは解消されない憧れで、だからいつでも何か追い続けることになるのだと。 分かったような分からんような(笑)思いを描きながら、 ミーハーなきっかけでもまた聞きに来よう、そう思いました

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