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カテゴリ:測量屋さん
地図を見るのはおもしろい。地図にはいろいろな情報が詰まっている。私は地図を見て知らない所に行くのがとても好きだ。何かワクワクした気持ちになってくるのだ。
私は測量をやっていたこともあって、地図(正確に言うと平面図)を作ったりしていた。だから地図を作る苦労や難しさも少なからずわかっている。あの絵の中には、測量屋さんの汗と涙の結晶が詰まっているのだ。(まあでも大体売っている地図は、航空写真で空から写した写真を補足して地図にしているのだが・・・) 山の頂上に三角点という特定の位置を決めるときに基準となる点がある。(別に山の頂上に限らず、平地にもあるのだが。)測量する時に、その点を使うために山に登ることがよくある。そのときに何を頼りに山に登るのかというと、国土地理院が出している地形図という地図を使うのだ。 この地形図、すごくよくできているのだ。山の高さを表すのに、コンタラインと呼ばれる等高線(高さを表す線)が書かれている。実はこれをじっとながめていると、立体的に見えてくるから不思議だ。ただの線のかたまりなのに、写真のように見えてくるのだ。 嘘だと思うかた、一度地形図を買って、じっくりながめてみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.16 20:23:46
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