ロングテール
ロングテール名前だけは知っていたのですか、実際にどんなビジネスか読んでみました。これまでのヒット商品(ヘッド)への偏重から、あまり見向きもされなかったニッチ商品(テール)まで幅広い商品を取り揃えることにより、多種多様な消費者の購買機会をとりこぼさないことの重要性が書かれていました。アマゾン、イーベイ、グーグル等は有名ですが、レゴまでロングテールを応用しているとは、ちょっと驚きでした。ロングテールビジネスで特に関心のあるのは、商品的にも規模的にもテールの部分になる人々(個人商店等)でも、(生活のできる)収益確保ができるかどうかです。ロングテールビジネスを発展させるコツとして以下の2点が紹介されていました。1.すべての商品が手に入るようにする。2.欲しい商品を見つける手助けをする。取り扱う商品がニッチに限られるのなら「楽天市場」のような大きなネットモールへ参加してロングテール市場の一員になるのも一つの手かもしれません。ただ、市場のヘッドからテールへどう導くかは、なかなか難しそうです。条件検索、レーティング、口コミと方法はいろいろありますが、かなりの工夫が必要なようです。ネットやデジタル商品の発展で、商品の幅は、膨大になったようですが、利益が得られるかどうかとは、また別です。