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カテゴリ:日常のできごと。
「魂が触れ合ってる!」 そんな感覚に陥ったこと、ありませんか? いえいえ、私、決してスピリチュアル系ではございません。 でも、時々人と話していて、心が揺さぶられるというか・・・ 今、目の前で話している人にこうして出会えたことさえも 運命のように感じること・・・。 実は、よくあります。 *********************************** 今日、ずーっと行きたかった日本料理店「ジガンティア」に行って来ました。 このお店では、生ゴミを肥料にするコンポストをやっていると人伝に聞いていて、以前からその話を聞きに行きたいな、と思っていたのです。 で、コンポストの話は、また後日ここでご報告するとして・・・。 (ごめんなさい!) オーナーの日本人女性との話の中で、こんな言葉がとても印象に残りました。 「私は自分の得意なことをタイ人に無償で教えることでタイの人たちに恩返しがしたいと思っているのよ。大切なのはお金よりも人との関係でしょ。私たちはいつ死ぬか分からないし、死んだ後で持っていけるものなんて何もない。だったら、今この国にいさせてもらってお世話になっているタイの人たちに、私から何かを残していきたいと思ってるの。」 あ、それ、タイのお坊さんも言ってた。 約10年前に私がチェンマイのとあるお寺で一ヶ月だけ修行をしていた頃、お坊さんが教えてくれました。 「私たちに自分の物なんて何もない。お金も、家も、車も、家族や友人、恋人でさえも、自分のものではない。それらは皆、死んだらあの世に持って行くことができないだろう。持っていけるのは、自分の魂。それだけだ。だから、周りのものに執着心やこだわりを持ってはいけないよ。ただ、思いやりを持って接しなさい。大切なのは、魂の繋がり。それをきちんと見つめて生きなさい。」 何度も言うけど、私は決して宗教を信仰しているわけでも何でもありません。でも、この言葉には素直に頷けた。 こだわってもいいし執着してもいいとは思う。実際にそれがあるからこそ成し遂げられるものはたくさんあるから・・・。 でも、「し過ぎる」のが良くないのだと思うのです。心に素直に動いていれば、自然に魂が呼び寄せるものにめぐり合えます。そんな出会いに自然体で接していればそれでいいと、思うんです。出会いがあれば別れもある・・・。それにこだわり過ぎると自分が不幸になるだけだから・・・。 何が起こっても大丈夫。それが自然。 そんな感じで人生を送れたらいいなぁ。 夜風に吹かれながら、そんなことを思った帰り道でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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