テーマ:西成通信(931)
カテゴリ:技能講習
玉掛け技能講習の3日目に、実技試験と学科試験がある
実技試験は、実際にワイヤーで資材を巻いて、クレーンに合図を送り、移動するという実作業をする・・合図を声に出して・・しかも一人で・・・ 他の受講生が注目するなか、「演技」をするのは、なかなか緊張することだ。 みんな、体の動きが普段と違いオロオロしながら、声も上ずったりしている。 ボクも、経験したが、指先と膝から下の感覚が鈍くなってる感じがした。 きっと、顔は白くなってたかも。血の気が引いた状態だったんだと思う。 でも、みんな合格してみると、ともに一山乗り越えた充実感みたいなものがあって、気持ちよかった。 ベテランの舞台俳優も、ステージに立つ前はブルブル震えるほど緊張するという。 だからこそ、本番は思いきって、自分の実力が存分に発揮できるし、実力以上の力も働いたりするんだと思う。 「仕事」もそうなのだと思う。 危険を伴うのだし・・緊張感は集中力とともに大事だ。 人が見ていても、丁寧な作業をし、正確な判断をし、はっきりと合図を送る。 それができるようになるための、講習でもあるような気がする。 自身を持って、胸を張って歩くためにも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月11日 13時22分04秒
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