大手ネット家出掲示板で「今年の漢字」募集開始
2010年11月15日、中国の大手ネット家出掲示板・天涯論壇が「今年の漢字」の募集を開始。今のところ物価上昇を意味する「漲」が首位となっている。重慶晩報が伝えた。記事によると、掲示板には延べ10万人のアクセスがあり、これまでに3000人以上から書き込みがあった。そのうち約4分の1が「漲」を推薦。その理由として、「物価は上がったが給料は上がらず、何も買えなくなった」ことが挙げられている。実は2007年の「今年の漢字」も「漲」だったが、当時はガソリン価格の高騰がメイン。だが、今年はニンニク、生姜といった料理に欠かせない農産物が値上がりし、庶民の生活を直撃している。これに続いたのが衝突を意味する「撞」、老子の説いた「道」、分かったと軽く返事をする時の言葉「哦」の3つ。「撞」は10月に河北省で起きた公安局副局長の息子によるひき逃げ事件と、インスタントメッセンジャー「QQ」を提供する家出掲示板騰訊(テンセント)と奇虎360のシェア争いを指したもの。「道」は誰もが進むべき道と道理を探している、というもので、「哦」はもはや何が起きても驚かない、ただ「うん、そうなんだ」と言うだけだ、というものだった。 「みなぎる」かぁ、膨張経済。 国民生活の実態を超えて いよいよ資本主義経済との軋轢が高まるだろうが、どっち寄りの経済政策でいくのだろう。 それにしても、日本のネットの世界でも、去年まではあまりしられていなかった家出掲示板が大いにニュースでとりあげれられ、知名度をあげていきましたね。あれだけ問題になって、取り締まる動きはは出ていても、家出を繰り返す家出少女が増え続けているのが現状なんだけどね。