2009/11/23(月)15:06
雪原をゆく・・・
雪が降り、寒くなってきた今日この頃、私はウォーキングを始めた。
最近なんだかいろいろなところが「退化」しているのでは・・・なんて思って。
といっても街へは遠い当牧場。クリスマスカラーに染まったウインドウを眺めながら・・・とか、川沿いの小径を季節の風を感じながら・・・とかはいかない。
歩くとするなら、それは目の前に広がる・・・。
雪原である。(牧草地)
雲の流れる音さえ聴こえそうな静寂。
他に聴こえる音といえば、きしっ、きしっという雪を踏みしめる音と、ききききっと時折鳴く鳥の声。
凛とした空気だけは、抜群にうまい。
五線譜みたいな電線に、音符のように記号のようにからみつく雲。
狂い咲きの梅?・・・・いえいえ、つるうめもどきです。
こんな雪原を彷徨っていると、なんだか「氷点」の陽子みたいな気持ちになってくる。
世を儚んでしまうような・・・って、おいおい、ウォーキングだろ。
雲の流れが速い。
雪とそれが溶けてかえって滑るような感じで、なんだかけっこう歩いたような感覚だが、30分そこそこ。
はじめたばっかりだし、このくらいからぼちぼち続けよう。