琴浦町 大山環状道路 船上山 屏風岩に千丈滝2022.09鳥取岡山
大山が見えてきた。 船山ダムから。 船上山は大山山系の一つで、古期大山火山の活動によって噴出した溶岩流が、長い間の浸食によって削られ、特異な山容を形成したと考えられている。 頂部は広くなだらかだが、その周囲は急峻な斜面となっていて、特に東側斜面には溶岩が冷え固まって形成された険しい断崖が数キロにわたって連なり、高さ100メートルの「屏風岩」がある。 約100万年前の古期大山の外輪山といわれている。 屏風岩に千丈滝(雄滝・雌滝)という滝が見える。 どっちの滝か。どっちかの滝は今日は枯れているのか。 鱒返しの滝というのもある。 千丈のぞき 船上山は、平安時代の初期ごろ(約1,200年前)から山岳仏教が栄え、修験道の零場として、大山、美徳(三徳)山とともに伯耆三嶺と呼ばれた。 船上山北展望駐車場 元弘の乱により隠岐へ配流となった後醍醐天皇が隠岐を脱出して、兵を立ち上げた船上山合戦に勝利し「建武の新政」の礎となった歴史の山でもある。 船上山展望駐車場 テーブルマウンテン状態か、実は六甲山もそうだ。六甲山に登ると、多少坂はあるけど、広い平野みたいになっている。 標高615メートル。 大山寺に向かう。