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企画者の為の「脱常識」独立起業バイブル

企画者の為の「脱常識」独立起業バイブル

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2005/07/30
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会社を辞めさせて貰えない!

それは「2000年」の5月、青山一丁目から稲荷町へと向かう営団地下鉄、銀座線の車内での事でした。

一人でその電車に乗っていた私は、ふとこんな事を考えたんです。

『そういえば、昨日、どんな仕事やったっけ?』
で、本当に「愕然」としました。

全然思い出せないんですよ!昨日やった仕事が!

なんか、バタバタバタバタ忙しく飛び回っていた記憶だけはあるんです。
でも、本当に、具体的に「どんな仕事をやったか?」については「全く思い出せない・・・」。

これ、モノスゴイ「恐怖」でした。

でも、そんな「恐怖」の中で、たった一つだけ、ハッキリと思い出せる事がありました。

それは・・・「企画」の仕事・・・。

朝、9時くらいから10時くらいまで・・・ある「ベビー用品メーカー」の為の「カタログ」のコンセプトを考えた仕事だけは「鮮明」に脳裏に蘇るんです。

本来、中山がやるべき、中山らしい仕事に関しては「記憶」がすんなり蘇るんです。

でも、他の時間、誰と、何をやっていたのか?に関しては、本当に思い出せなかった・・・。

そこで、手帳を取り出して、チェックして見ました。

そこには「本来、自分がやるべき仕事を全然やっていない」透明人間の様な中山の行動記録がありました。

企画マンが、企画をやれていない!

その日、私は「辞表」を書きました。

前日の手帳には、約12時間の労働の記録が記されていました。

朝に企画をやった時間以降は「社長と打ち合わせ(社長に急に呼ばれて・・)」「部下と打ち合わせ(トラブルの処理法について)」「部下との営業同行(危なくって見てられず・・・)」「得意先との会食(社長に無理矢理呼ばれて)」「社長との飲み(愚痴の相手)」。

そこには、中山マコトが本来やるべき仕事に使った時間は、たったの1時間分しかありませんでした。

なんだ!結局俺って「1日1時間」しか働いてないんだ!

今、手にしている「給料」はたった1時間が生み出したものなんだ!って思いました。

じゃ、一日、1時間だけ働けば良いって言うことじゃん!

極論です、本当に極論ですが、毎日1時間だけ「何かを生み出す仕事」をやれば、給料は貰えるって言う事なんだな!って思ったんですね。

そして、ほぼ1年分の手帳をめくってみました。

年間通して、ほぼ同じ感じのスケジュールが並んでいました。

中山は「企画マン」です。

そして、企画マンは「企画」が仕事だと思っています。

企画を考え、それを伝え、仕事として成立させ、お金に換えて、会社の売り上げ、利益に貢献する!

そうだとばかり思っていました。

仮に、企画に直結しなくても良いから、間接的でも良いから、企画に関係のある事の為に時間を使う事で、貢献していたかった。

でも、全然、そんな時間はありませんでした。

やっとの休みの日、これで落ち着いて、企画が考えられるぞ!と思っていた土曜日、急遽「営業会議」とかで出勤をさせられました。

結論の出ない、堂々巡りの、しかも「月曜日の朝の会議」で発表した事の蒸し返しと再確認の為に、一日費やしました。

毎週が「そんな」感じでした。

仕方なく、毎日の様に、誰にも邪魔されない朝7時くらいに出社して企画の仕事をしていました。

絶対におかしいよな!絶対に変だよな?

いつも、そう考えていました。

辞表を渡したとき、社長は、一言、「冗談は止めようよ!」と言いました。

『いや、本気です』と中山。

『会社を潰すつもりか?』と社長。

『いや、会社は潰れません!中山は1時間しか働いていないんですから!』

もちろん、そのコトバの意味は、その時の社長には伝わりませんでした。

『この辞表は、受け取れない!』と社長。

『受け取ってくれなくても良いです。私は辞めますから・・・』

結局、1ヶ月の間、社長から返事は来ませんでした。

そして、ある日・・・こんな話が出て来ました。

『役員の退任届けだけは受け取ります。現業は、続けてくれないか?』

『困ります、MAXあと2ヶ月、8月一杯にして下さい!』

『考えさせてくれ!』

その日にも、答えは貰えませんでした。

数日後、再度、社長から呼び出しを受けました。

会社から歩いて7~8分のところにあるホテルのラウンジで待ち合わせ。

顔を見るや否や、社長は、こう言いました。

『仕事を沢山置いて行ってくれないか!君がいなくなったら、会社を保たせる自信がない・・・って騒いでいるヤツがいるんだよ!』

『もちろん!そのつもりです。』

中山は答えました。

向こう一ヶ月と3分の2,全力で、この会社の為に「残せる仕事を生み出そう!」そう心に誓いました。

今回はココまで。

唐突ですが、次回から、この日記のタイトルが変わります。

何人かの方と相談をした結果、内容とタイトルがそぐわないんじゃないか?と言う指摘をいただいたからです。

新しいタイトルは・・・

★企画者の為の「脱常識」独立起業バイブル!★

どうか、これからもよろしくお願い致します。

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最終更新日  2005/07/30 09:24:01 PM
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