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カテゴリ:ココだけの話
私の友人がつい最近まで勤めていた本当に今も存在する中小企業(メーカー)の話です。
その会社、社内階級が、旧陸軍の階級と同じ名称を使っていて、「少尉」「大佐」とか言っていまして、会社が福利厚生費を出している会社公認サークルに「応援部」があって、部員は真っ白の「長ラン」(学ランの長いヤツ)を着て、まるで「魁!男塾」のような会社です。 ちなみにバカデカイ社旗を持たされている旗手は、演舞の間ずっと全体重をかけて45度後ろに反り返って、手をプルプルさせながら、持ち続けなければならないそうです。 また取締役でもある友人の上司は、ツルッ禿げで、和服で毎日、会社に出社しており、総会屋としても通用しそうな風格を持っておられる方だそうで、ある日、店子として入っているビルのオーナーが不渡りを出して、ヤクザの皆様に、空いている階を全て占拠されてこの会社だけになった時も、この会社は動ぜず、逆に社員全員が一目おかれ、エレベーターに一緒に乗った時には、「お勤めご苦労様です!」と、ヤクザの皆様からご丁寧な挨拶をされていたそうです。 ある日、幹部候補生でもあった友人が、社長に呼ばれ、社長室に入ると、幹部の皆さんが集まっていて、赤いルビーが一杯入ったワイングラスを片手に「○○君も、そろそろだなぁ」と言われたそうです。この会社、係長クラスになるとルビーを1個プレゼントしてくれて、ナニに埋め込まれる手術費までも福利厚生費で面倒を見てくれるそうで、幹部になると皆さんルビーがナニを一周してワッカになっているそうです。 こんな平和な会社が存在できる日本は、つくづく平和だなぁと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月19日 11時44分49秒
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