のんびりオバサンの読み聞かせ日記

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  十二月の読み聞かせ一回目

  少し、間があいて、今日が読み聞かせでした。今回は『つえつきばあさん』をメインに組み合わせしてみました。 最初はちいさい子ども達にもわかるものを選びました。とり　　　　　　　　オックスフォードえほんシリーズ　　　　ブライアン・ワイルドスミス 　えとぶん　　渡辺茂男　やく　　　　　　　　　らくだ出版 　絵の良さが受けました。 『おじいさんと１０ぴきのおばけ』の日記へジャンプ　　　　３冊目は残念ながら、すこし難しかったようです。　でも、不思議な雰囲気を感じてくれたようです。　　日本の絵本には見えません。つえつきばあさん　　　　　　　　　　　　鈴木康司　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビリケン出版 　　　　　　　　　『ひつじかい』の日記へジャンプ最後に子ども達の共感を呼ぶ作品です。　このあさえさんの気持ち、子ども達は真剣に見入っていました。　一番よく聞いてくれました。《こどものとも》傑作集　　　　　　 　　　　　　　　あさえとちいさいいもうと 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　筒井頼子さく　林明子え　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福音館書店　　　　　 　　　 　　　　

  December 14, 2005

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  十一月の読み聞かせ２回目（延期の分）

  今日の読み聞かせの五冊です。　前回、満点に近い読み聞かせをしたので、今回は、のんびりすることにして　いました。　そう、いいことばかりは続きません。　今回の絵本は選ぶのに、時間がかかりました。『まじょとねこどんほうきでゆくよ』はきめていたのですが、ほかの組み合わ　せがうまくいかないのです。　『うしろにいるのだあれ（のはらのともだち）』をちいさい子ども達のため　に選びました。　ただ、前にこのシリーズのうみのなかまたちをつかっているので、あきるか　も？　前が、こどもたちに強烈な印象があったのです。　最初につかったのですが、やはり、まだ早かったようです。　最後に使った　『こんにちはたまごにいちゃん』は安心して　使える絵本で、飽きさせないので、ここにいれました。　残る、２冊、風邪を引いたため、延期している間に『ルラルさんのほんだ　な』を見つけたので、これも入れました。　このシリーズは子ども達が大好きなのです。まだ、新しい絵本です。これは　明日紹介します。　残る一冊、感じの違うもので海外のものをさがして、やっと『ねずみのつき　めくり』に決めました。　海外の絵本２冊、日本の絵本３冊の全五冊。ちいさい子ども向きがその中で　一冊というところです。　休日あけということと、　『うしろにいるのだあれ（のはらのともだち）』　を使うのが早すぎたようです。　最初の一冊で、その日がかなりきまるみたい。　でも、楽しく読み聞かせしましたので、きいてくれました。　どうしても、すこし騒がしくなりましたが。　うまくいかないときも、楽しく読むことです。　絵本の先生と呼ばれています。　うれしいことです。　　今回の読んだ順番に並べています。　一番人気は　『こんにちはたまごにいちゃん』でした。　最後なのに、しっかり聞いてくれました。　また、つぎの十二月７日までに、絵本を探します。 来週の１４日にのびました。　　　うしろにいるのだあれ（のはらのともだち）　　　　 『まじょとねこどんほうきでゆくよ』の日記へジャンプ ルラルさんのほんだな 　　　ねずみのつきめくり『こんにちはたまごにいちゃん』の日記へジャンプ

  November 24, 2005

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• 　昨日の話（読み聞かせで子どもをしかる）

  　昨日、読み聞かせに書きました子どもの対応についてです。　この子はもうすぐ五歳の男の子、よくお手伝いしてくれます。　たまたま、今回はいつも敷いている敷物をちいさい子ども達が運ぼうとしま　したので、危なくないようにみんなで運ぼうとしました。　でも、いままで、自分がしていたので、おもしろくなかったようです。　その不満が、ずーと行動の端々にでていました。　私としては、公平にしたいので、彼のして欲しいようには動きません。　後かたづけのあと、なかなか挨拶に使っている人形（ウサギさん）を返して　くれなくて、こちらも次の読み聞かせは聞きたくないのといいました。　それが、引き金になったのでしょう。叩いてきました。　私の読み聞かせで、第一にしているのが、楽しい時間を持つことです。　いちいち、細かく行儀をいってしまうと、うまくはいきません。　おいおい、きちんとしてくると思いましたので、かなり、おおまかに対応し　ておりました。　叩くということは、その許容範囲からはずれます。　まず、叩いたてをぱちんと叩いて、いいました。　叩けば、たたき返されるよ。　してはいけないと。　本人は分かっているのです。こちらがどこまで許すか、確かめているのです　もう、三歳ではないのだから、わかるはずよ。　すっと離れていきました。　本人はわかっているのです。　少しして、体当たり、ごめんなさい。　誉めて、だっこしてしまいました。　悪いことに対応するとき、はっきり、子どもの目線でいうこと。　謝るのは、まってあげてください。　すぐ、言えない子だって。　本当に必要なら、落ち着いたとき、子どもと話すこともいいと思います。　きちんとしつけることは大切です。　でも、子どもが、すぐ、判断できないこともあります。　子どもに、考える時間をあげてください。　そのゆとりをもってください。　気を長く持って子どもと接してください。　それが、自分で考えて行動する子どもを育てます。　

  November 3, 2005

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  十一月の読み聞かせ一回目

  ほぼ　満点の読み聞かせでした。いつもと変わりなく、約二十名ぐらい。一二歳が四割弱ってところです。組み合わせは　全五冊　つぎの通りです。　　かたかたぴょんぴょん　　　　　　　　　　　　　　　　　主婦の友はじめてブックシリーズ　　　　　　　　　　　　　　　　　　とよたかずひこ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主婦の友社 こどものとも傑作集　　だるまちゃんととらのこちゃん　　　　　　　　　　　　　加古里子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福音館書店 　　　　　　　わたしはとべる　　　　　　　　　　　　　　講談社の翻訳絵本　　　　　マリー・ブレア　絵　　ルース・クラウス　文　　　　　　　　　　　　　谷川俊太郎　訳　　　　　　　　　　　　　講談社 　　　　　　　　　　　　　パパ、お月さまとって！　　　　　　　　　　　　作・絵：エリック・カール　　　　　　　　　　　　　　　　訳：もり ひさし　　　　　　　　　　　　　　　　　偕成社　　　　　　　　　　　　　 とんとんとん 作・絵：あきやま　ただし 金の星社　 　『だるまちゃんととらのこちゃん』と『　パパ、お月さまとって！』は　読んだことがあったようでしたが、きにせず、聞いてくれました。　あとで、保母さんが驚いていました。　一二歳のおかあさんから、絵本を聞いてくれないと相談を受けていたよう　　で、聞かなくても、きにすることはないといっておきました。　まず、環境を整えてあげることです。　いい絵本をおもちゃと一緒においておくことです。　きにいったら、開きます。　絵本が身近あることからスタートすることです。　まず、興味をもたせてあげることです。　最後の『とんとんとん』は本を閉じるとき、パタッといいながら閉じました　もう一度、とリクエストされました。　この絵本、今度読むときは、子ども達がとんとんとんといってくれそうです　出来過ぎの読み聞かせでした。　次回は十一月十六日です。　お楽しみに。　　あした、この読み聞かせの後で、もうすぐ五歳の男の子ともめたことを書　こうと思っています。　子ども達との私の対応の仕方です。　わたしは　あまり細かくはいいません。　今回は　きちっとしたことが必要と判断したので　しました。　みなさんならどうされますか？

  November 2, 2005

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  十月の読み聞かせ二回目

  　今日は読み聞かせの日でした。　いつものように五冊選びました。　今回は初めてさかさ絵の絵本を使います。　これを、３冊目に読むことで、順番を決めました。　まず、一冊目、　　　　おつきさまこんばんは　　　　　　　　　　　福音館あかちゃんの絵本　　　　　　　　　　　　　　林明子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福音館書店 　　　やさしい絵本です。　ブック・スタートから幼児まで、安心して使える林明子さんらしい絵本で　す。　このかたの絵本は何冊も紹介してきました。　好い絵本ばかりです。　シーンとして聞いてくれました。　出だしは好調です。　　　　二冊目、　　Tシャツのライオン　　　　　　　　講談社の翻訳絵本　　　　ウリ・オルレブ 　　文　　ジャッキー・グライヒ　絵　　　　　　もたいなつう　やく　　　　　　　　　　　　講談社 　　表紙の絵に惹かれて選んできた絵本です。　前回、長い絵本を読んでいるので、この辺が今回はあきないぎりぎりの　ところだと思います。　絵本が好きでない子ども達が騒いでいましたが、おもしろいのでしょう　途中から聞き出してきました。　最後で、少し、気が抜けましたが、結構聞いてくれたと思います。　 　３冊目が、　くるりんぱ（1）なんになるの？　1さつで2さつ、たのしめるえほん　　　　　　　　マルタン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フレーベル館 　今回のメインです。　以外と前の絵が記憶に残っているのですね。　すぐ、答えられないものもありました。　子ども達も不思議に思っているようでした。 　四冊目、　意外に一番受けました。　　　　　　　　くませんせいはおいしゃさん PHPにこにこえほん 正岡慧子 文　　末崎茂樹　絵　　　　　　　　　　　　　PHP研究所 　　　末崎茂樹さんの絵はやさしく、どこかなつかしいのです。　読んでいて、気持ちのいい、安心できる絵本です。　ほんとによく聞いてくれました。　四冊目は疲れてくるのですが。　最初から最後までしっかり聞いてくれました。 　　五冊目です。　わたしの手はおだやかです 　　にいるぶっくすアマンダ・ハーン 　文　　マリナ・サゴナ 　絵　　　　　谷川俊太郎　訳　　　　　　　　　　　ソニー・マガジンズ　ちょっとユニークな絵本です。　 そして、感性豊かな絵本です。　すこし、変わって絵本を選んでみました。　あとで、面白くなかったと、いった子がいました。　でも、あとで、真っ先にその絵本をまた見ています。　色々入れることで、絵本の印象が残っているのでしょう。　選んで、体験させることも大切だと思っています。　この、絵本の色彩はかなり補色を使っていますので、　強烈なのです。　この表紙がないのが残念です。　色彩豊かな絵本です。　　　　　　　　　全部で五冊、それなりに聞いてくれます。　難しいのは、まだ絵本に慣れない子どもです。　この段階でが、きちんと聞かすより、最低限のマナー以外はお気楽でいいと　思っています。　いっぱい楽しんでもらうことが一番大切なのです。　この頃、ざわついても、絵本を楽しんで読め、子どものざわつきも気に　ならないようになりました。　個人差はしかたありませんもの。好きな子達が聞いています。　子どもは不思議なもの。　おもしろそうだとまたやってきます。　五冊、全部しっかり聞ければ一番ですが、こっちも、ちょっと冒険するので　しかたありません。　絵本好きの子ども達に簡単な絵本ばかりでは、おもしろくありませんもの。　バランスをとるのが、難しいですね。　評価は、いいと普通の中間です。　次回の今回程度の長さの絵本を入れて、五冊選ぶ予定です。　十一月二日です。　また、様子を書きます。　よろしく。　

  October 19, 2005

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  十月の読み聞かせ一回目

  　今日は朝から、絵本を選んでいました。　だいたい、十冊ぐらい選んでありましたので、簡単に決まると思っていたのが　誤算です。　読みながら、子ども達の様子を想像するのです。　結局、自分の持ち本を足して、五冊を決めました。　今回で、一番悩んだのが、長めの絵本です。　今、子ども達は二十人ぐらい、その七割が三歳以下です。　ですが、絵本の好きな子ども達であり、短いのばかりでは物足りない　ことにも。　今回選んだ、「もぐらとずぼん」は四歳から、字が多い、ページも多い　絵本です。読んで、決めました。　大変読みやすいのです。　読み合わせも一度で、言い直しをすることなく、読めました。　このような文章は子どもの耳にすーと入ります。　後の四冊は、季節感のあるもの、「１４ひきのやまいも」と　ちょっと変わった雰囲気のある「おばけまほうにかかる」　認識の絵本、「おおきくなるっていうことは」　あとはせなけいこの絵本、「おおきなおおきなねこ」　この五冊です。　「もぐらとずぼん」をうまくきいてもらえるようにこれを２番目に入れて、　順番を決めました。　一番目、　　　　　　おおきくなるっていうことは　　　　　　　　　　　　　　　ピーマン村の絵本たち　　　　　　　　　　中川ひろたか ・文　　村上康成・絵　　　　　　　　　　　　　　　童心社 　　ご存じ、中川ひろたか ・文　　村上康成・絵、このコンビの絵本です。　　これで、まず絵本に向き合ってもらいました。　子ども達は鋭いです。　次のページが予想出来ます。　子どもも考えを理解している絵本です。　よく、聞いてくれました。　　　　　　　さて、次が長いお話です。　　 世界傑作絵本シリーズ・チェコの絵本　　　　　もぐらとずぼん　　　　　E・ペチシカ 　ぶん　　ズデネック・ミレル　え　　　　　　　　　うちだりさこ　やく　　　　　　　　　　　　　福音館書店 　とても読みやすい絵本です。　でも、予想通り、途中から、ちいさい子ども達がうろうろ、　そのなかで、しっかり聞いている子ども達がいます。　こんなものだと達観、楽しんで、最後まで読みました。　好い絵本、また、子ども達は自分で読むことでしょう。　長く読み聞かせしてきた子達はよく聞いていました。　その中に前はあんまり絵本に興味のない子もいたのです。　収穫です。　こちらは品切れです。表紙かわいいでしょ。　　　　　こちらで購入できます。　　　　３番目は、このうろうろの子ども達を元の位置に戻す絵本、　　　おばけまほうにかかる ジャック・デュケノワ　さく　　大沢晶　やく ほるぷ出版 なかよしおばけシリーズ第５弾！です。　　ほんと、まほうのように、子ども達の関心が集まり、みんなまた　座って聞いています。　ほんとに子ども達は正直です。　この絵本の雰囲気、子ども達にわかるのでしょう。　読んでいるほうも、おもしろかった絵本です。 　四番目です。　　 《こどものくに》傑作絵本　　　　　おおきなおおきなねこ　　　　　　　　　　　　　　瀬名恵子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金の星社 　この絵本、せなけいこさんですから、もう知っています。　楽しく聞いてくれました。　ですが、そろそろ集中力が落ちてきました。　当然のことです。　あくびする子も。　それでも聞いています。　こんな時、せなさんの絵本、安心して使えます。　いい絵本です。　　　　　最後に 14ひきのやまいも 岩村和朗 童心社 かなり、疲れた子ども達、でも、聞いていました。　今日は、ちょっと長い目も読み聞かせの時間でした。　子ども達、ムカゴを知らないと思います。　この絵本もこれからも何度も読むことでしょう。　きれいな、絵本です。 　今日の読み聞かせの感想です。　次回は、十月十九日です。　秋らしい絵本を中心にしてみようと考えています。　これも、絵本次第、お楽しみに。　使った絵本は、最後の「14ひきのやまいも」以外、以前に紹介したものばか　りです。読んでみてください。

  October 5, 2005

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  九月の読み聞かせ二回目

  　今日は、雨が降ったり、やんだりの蒸し暑い日です。　練習して、出かけました。　まず、一冊目です。　　　　　　　おーいおーい　　　　　　　　　　0．1．2．えほん　　　　　　　　　　　　　佐藤和貴子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福音館書店 　　　　　　　　一年以上前、読み聞かせに使いました。　お気づきですか？　ばばばあちゃんの作者、さとうわきこさんの絵本です。　さすがに人気があります。よくきいてくれました。　　次は、　　パパとママのたからもの　　　　　　　　　　　　　　児童図書館・絵本の部屋　　　　　　　　 サム・マクブラットニ ぶん　　アニタ・ジェラーム　え　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　評論社　　　　　　今度は、読むスピードをゆっくりやさしくしました。　やさしい、とうさんかあさんの愛情を感じる絵本です。　ちいさいこから、おおきいこまで、よく聞いてくれました。　三冊目は、　　　　　　あきいろおさんぽ　　　　　　　　　　　　　 村上康成　　　　　　　　　　　　　　　　　ひかりのくに　　　　　　　　これははっきり、感情も少し入れて読みました。　字の少ないえほんですから、子ども達の様子を見ながら、ページをめくりま　した。よかったです。　四冊目は、　　　　　　　　《こどものとも》傑作集　　　　　 　　　　　　　　　　きょだいなきょだいな　　　　　　　　　　　　　　　長谷川摂子 作　　降矢奈々　絵　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福音館書店 　もっと笑ってくれるのではと思ったのですが、ちょっと違っていました。　この絵本、声を大きくして読むと、詩のようにリズム感があります。　その雰囲気に浸っていた感じでいした。　最後に、　　　　　　　　ぼちぼちいこか　　　　 　　　　　マイク・ターラーさく ／ロバート・グロスマンえ　　　　　　　　　　　いまえよしとも　やく　　　　　　　　　　　偕成社　　　　　　　一番受けました。　この関西弁の言い回し、練習したのですが、難しいですね。　でも、子ども達は気に入ったのでしょう。わたしが読むと、　繰り返してくれます。　面白かったです。　後で保母さんから、以前に読んであげていたとのこと。　また、感じが違っておもしろかったようです。　子ども達の反応を見ながらの読み聞かせ、面白いですね。　ただ、一度に五冊読みますので、子ども達がうろうろしたり、　他にきがちったり、します。　これは、当たり前のことだと思います。　絵本の読み聞かせは、子ども達の遊びのひとつだと思っています。　子どもは遊びから、学んでいきます。　楽しさがわかれば、どんなことでも途中であきらめることなく、最後まで　できるようになります。　いまの段階では、周りの子が気にしない程度なら、よしでおきらくに　読み聞かせをしています。　まあ、そのうち、きいてくれると思っていますから。　今日はいい出来でした。　次の読み聞かせは十月の五日です。　楽しみにしていてください。

  September 21, 2005

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  九月の読み聞かせ一回目

  　　今日は子ども達十六人、三歳にならないこが半数近く、ちょっと厳しい　絵本を選んでしまいました。　もう少し、大きい子が多い絵本選択をしてしまったのです。　　　　　　　　　日本傑作絵本シリーズ　　　　　　　おだんごぱん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロシア民話　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 瀬田貞二 ／脇田和 福音館書店　　　　こちら品切れ中です。 　　こちらはあります。↓ 　　　　　　　　　　　　大型絵本　　　 　　　　　　　　ねるまえに「よんでよんで」 　　　　　　　　　マシュー・プライス・文　　モロズミアツコ・絵　　　　　　　　　　　　　　工藤直子・訳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩波書店　これは良く聞いていました。 　　　　　　　　　ごんちゃんとぞうさん　　　新装版　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わたしのえほん 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　馬場のぼる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＰ研究所　これも、よくきいていました。　子ども達が次ぎになにをするのか、推測するのです。　　　　　　　　　　　　　　　児童図書館・絵本の部屋　　　　　　　　　　　　ゼラルダと人喰い鬼 　　　　　　　トミー・ウンゲラー (著), 　　　　　　　たむら りゅういち (翻訳), あそう くみ (翻訳)　好い絵本なのですが、難しかったようです。 今、品切れですが、よそのサイトにはあります。　　また、でると思います。 　　　　 （うみのなかまたち）　　　　　　　　うしろにいるのだあれ 　　　　　　　　　　 ふくだとしお 　　　　　　　　　 新風舎　　　今日一番の人気の絵本です。　保母さんがこれを買いたいといっていました。　子ども達がしっかり集中しました。　好い絵本です。ちいさい子向きです。 今日選択が甘かったようです。でも、終わったあと、しっかり絵本をもう一度見ていました。少し、変化をつけないと飽きてしまいます。飽きないように、でも、少し、長いのも入れたい。絵本が好きな子達ですので、何とか楽しめるのでしょう。次は、また、探してみます。芋掘りの絵本を探します。

  September 7, 2005

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  八月の読み聞かせ二回目

  　朝から、もう一つ別の書類を作成していましたので、ちょっとばたばたしてい　ました。今回は、前回物足りないようなので、すこし、長めのものを入れてみ　ました。　人数が、多く二十人近かったと思います。また、夏休みで、小学生もいました　今回も五冊です。　失敗は最後に長い絵本をよんでしまったことです。　さすがに集中力が落ちていました。　　　　　　　　世界傑作絵本シリーズ　　　 　　　　　　　しずくのぼうけん　　　　　　 Ｍ・テルリコフスカ ／内田莉莎子　　　　　　　　福音館書店　　　結構しっかり聞いていました。名前読みに苦労しました。マリア・テルリ　コフスカはつまってしまいます。　　　　　　　0・１・2・才児のためのえほん　　　　　いいこでねんねできるかな 　　　　　　きむらゆういち　　　　　偕成社　読み聞かせで、　年齢差のあるときは小さい子に合わせると言われます。　楽しい絵本は小学生でもしっかり聞いてくれます。　これは、楽しく聞けました。　　　　　 　　　　ゆうれいとなきむし　　　　　　くろだかおる　作　　せなけいこ　絵　　　　　　　　　　　ひかりのくに　　　　せなけいこの絵ですので、せなけいこのおばけ絵本と勘違いされる　　かもしれませんが、違います。すこし、大きい子向きです。　　三四歳ぐらいから好いと思います。　　せなけいこの絵、よく見て下さい。　　ほかのもそうですが、切り絵がもっとたくさん使われているみたいです　　　　よ。　　ちょっと贅沢な絵本です。　　子ども達は気に入ったようです。　私は、心がけて、のんびりした声でゆうれいのせりふを話しました。　おもしろかったですよ。　　　　　　　　　　　　　９９９ひきのきょうだいのおひっこし　　　　　　　　　　　　　　　　　 木村研 ／村上康成　　　　　　　　　　　　　　ひさかたチャイルド　　　　思った通り、子ども達ははらはら、どきどき、わくわく、絵本の世界　に、はいっていました。今日の一番人気の一冊でした。　いけで生まれた９９９匹のかえるたち、池が狭くなったのでひっこしします　　とちゅうで、へびにあったり、とんびにあったり、たいへんなぼうけんなの　ですが、意外性があり、おもしろくて、どんどん、絵本のなかへ・・・・。　読んでいる方も子ども達の反応がおもしろくて、おかしくって。　大変な受けました。　面白い作品です。　　　　　　　　　　　　あかいひかりみどりのひかり　　　　　 マーガレット・ワイズ・ブラウン ／レナード・ワイスガード　　　　　　　　　　　訳者　谷川俊太郎　　　　　　　　　　　　　　　童話館出版　　最後の絵本、集中力はとぎれていましたが、本好きの子ども達、やっぱり　きいているし、絵が外国らしいことにも気がついていました。　いろいろな作品を読むことで、あとあと印象にのこっていることがあります　好い作品だと思います。　　　　　　　　　　　今日もしっかり、楽しんできました。　次回は九月７日です。秋の絵本を探してみます。　楽しみにしていて下さい。

  August 24, 2005

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  八月の読み聞かせ一回目

  　おはようございます。　昨日の読み聞かせについて書きます。　出かけてみると、残念なことに、小さい子供達は病気や盆でお休みでした。　今日は、小さい読み聞かせに慣れていない子供達を考慮した絵本選びをしま　したので、ちょっと絵本好きの子供達には、ものたりないかも？とおもいま　した。　いつものようにしきものは子供達がしいてくれます。　これで、よくもめるのですが、それも経験、譲りあうことも大事です。　敷物が敷かれると子供達はおもいおもいに好きな場所に座ります。　そして、お話の始まり、始まり。　以前は、子供達の集中力がとぎれないように絵本の順番をさんざん考えて、　いくのですが、この頃は、かなり、アバウト、子供達が、　　　『それがいい！！』　声がかかります。適当によんでも大丈夫です。　以前、あくびをしながら、聞いていたのです。　これは疲れてきた証拠、でも絵本が面白いので聞いています。　今回は、やっぱり、長い文の絵本を入れませんでしたので、　読み終わっても元気です。　あと、おもいおもいに読み終わった絵本を読んでいます。　これももめますが、それもいいことだと思います。　取り合いの経験もこのごろできなくなりました。　やはり、幅の広い年齢層の子供達には、幅を持たせた選択は必要だと　思いました。　次回は本当のブックスタート用から、長い文の絵本まで、選んでみる　ことにします。　楽しい時間でした。　『いいおかお』　　松谷みよ子　　　　　　童心社　　　　　　　　　　瀬川康男　　小さな子供達向きですが、大きい子も大好きです。 　『雨の　ひの　えんそく』　　間瀬なおたか　　ひさかたチャイルド　　にじや、トンネルの仕掛けがきにいったようです。　ページがかわるたびに絵本の色合いの変化に子供達は楽しんでいました。 　 『あひるのたまご』　　　さとうわきこ　　福音館書店　ばばばあちゃんのおはなしです。以前ほかのはなしをよんでいましたので　子供達はばばばあちゃんのがどうするかわかっているようです。　楽しんで納得していました。　　　　『ねむれない　よるは』クリス・ラシュカ　　　　偕成社　　　　　　　　　　　　　泉山真奈美　　好い絵本です。詩の良さにも親しんでもらいたくていれたのです。　結構聞いていました。ちょっと不思議な感じの絵本です。　これも、楽しんで聞いていました。　　　　『どれがぼくのおうちになるのかな？』　　ロン・マリス　　アリス館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はら　しょう　　表紙を見ると大きい子向きに見えますが、幼児からいい絵本です。　子供達参加型と言えます。一緒にかえるのいえを探します。　あとで、子供達が納得していました。　この本は２回目です。ずいぶん前に使いました。　　　　　　　この五冊、絵の感じが違うものを選んであります。　また、日本の絵本三冊、外国の絵本２冊、　小さい子向きに２冊選択しました。　次回の読み聞かせは８月２４日予定です。

  August 12, 2005

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• 絵本の対象年齢について

  　さきほど、『スーホの白い馬』が教科書で使われていると教えて頂きました。　大変ありがたい情報です。以前お話したように、私の子供達は成人してお　り、今の子供達の情報は不足しています。　時々、知らないで、書いてしまうことがあると思います。　ひとつの目安だと思って使ってくだされば、いいと思っております。　それと、教科書も選択されますので、よんでいない場合もありますので。　さて、この絵本の対象年齢の難しいものがあります。　子供がじぶんで読む場合と、よんでもらうのでは違います。　じぶんで読む方が対象年齢が高くなります。　『スーホと白い馬』を例にあげると、じぶんで、読むのは、小学中高ぐらい　でも好いと思いますが、よんでもらう場合は、もう少し低学年でも好いと思　います。でも、これもあくまでひとつの目安で、実際子供達の様子で変更　していいと思います。　私は、今日よみきかせにいきます。ゼロ歳児から、五歳ぐらいまで、十五　人ぐらいに読み聞かせますので、本の選び方もかなり、幅があります。　読み聞かせに慣れて、絵本の楽しさを知っていますので、小学中学年ぐらい　までの絵本が使えます。でも、内容によって、これも変わります。　じぶんでよんでみて、子供達のことを思い浮かべながら、選択していきます　失敗もありますが、それでも、いろいろえらんでおります。　子供達に絵本の楽しさを知らせる、そのメインテーマからはずれない限り、　ある程度の挑戦は、子供と一緒に体験することで補っていっています。　子供達と対等な人間関係であれば、失敗も許してくれます。　失敗したときは、ごめんね。と言っております。　そろそろ、用意にかかります。　また、８月読み聞かせ一回目は書きます。　よんでみてください。　今回は、小さい子供が多く読み聞かせに慣れない子供達のことも考えての選　択です。　うまく、いけたらいいのですが。　してみないと分かりません。　失敗しても、子供達と楽しんできます。　どうなるかな。楽しみです。

  August 11, 2005

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• いい絵本とは

  　絵本と呼ばれるものは本当にたくさんあります。　　さて、いい絵本てなんでしょう？　どうして選ぶんでしょう？　何度も読みたくなるのがいい絵本？　一回しか読まなくても鮮明な記憶に残るものもあります。　子供の成長度合いでも違ってきます。　じゃあ、なにを基準にすればいいの？　みなさんはどう思われますか？　私は　かなりアバウトですが、、何でもいいと思うのです。　自分がいいと思うのなら。　以前我が子供達に聞いたことがあります。　どの絵本が好き？　それぞれ、違います。まして一番は？ときかれたら、はっきり好みにわかれ　ます。　読み聞かせしていて思うのです。　子供達の心は真っ白のキャンバスだと。　おのずと選び方を考えます。　いろいろなものを選んであげて、好みは自分で選べるように、してあげるこ　とです。　自分の好みで絵本は好きなものをもっています。　でも、図書館でアットランダムに選びます。　後はあきないように組み合わせていきます。　記録ノートものぞいて、なるべく同じようにならないように気をつけていま　す。　失敗も沢山しましたが、それでも、いろいろ使いたいと思っています。　以前、飛行機の中で知り合った保母さんの話　怖いことですが、選択を間違えて、宗教の本を信じて、子供達に読み聞かせ　ていました。　読み聞かせをされる方、気をつけて下さい。知らないで使った人がいるので　す。　さける方法は、出版社を調べることです。　それぞれの出版社がポリシーを持って絵本を出しています。　　私はそう感じるのです。　沢山絵本がありますので、しっかりしたものから選んでも、なくなることは　ありません。　そのうち、子供達はしっかり判断する能力を身につけます。　それまで、気をつけたいと思います。　　紹介したいいい絵本で、今、手に入らない絵本が沢山あります。　書きたいけれど、手に入らない絵本は欲求不満になってもいけないので、　まだ、書いていません。どうしようかと悩んでいます。　本当に手にはいらな　いものもあれば、プレミアがついて、定価より高いも　　のまで、いろいろです。　それだけ、絵本の数が多く、好みも千差万別ということなのでしょう。　いい絵本は、そのうち、再販されるのもおおいのですが。　　　

  July 30, 2005

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  七月の読み聞かせ（二回目）

  　今日はうまくいかなかった読み聞かせです。　前回から二週間離れている間にはいった子供達五人、ゼロ才から二歳ぐらいの子供ばかりです。読み聞かせに慣れていないうえに、年齢もブックスタートを考えての絵本選びしなければ行けないぐらいなので、どうしようもありません。もし、わかっていたとしても、良い状態には出来ないでしょう。でも、もう少しはマシになったと思います。私が選んだのは、絵本に慣れた、年齢幅があっても好いぐらいの選択です。八月の読み聞かせは、小さい子向けをもっと入れたものを選択します。今日の五冊　すてきなプレゼント　　　またのあつこ　　　文溪堂　　　　　　　　　　これは結構にんきがありました。　かくれんぼ　　　　石川重遠　　　　　　文化出版局　　　　　　　これは小さい子にもよかったです。　　くまのコールテンくん　　　ドン　フリーマンさく　　　偕成社　　　　　　　　　　　　　　　まつおかきょうこ　やく　　　　　　　　おおきいこで絵本の好きな子がきにいったようです。　おふろだいすき　　　　まつおかきょうこ　作　　　　福音館書店　　　　　　　　　　　　　林明子　絵　　　　　　　　　　　　　　　好い絵本ですが、今日は駄目でした。途中で、泣き声に小さなこどもにたたれたり、全部、楽しくというわけにはいきませんでした。　ぴよぴよひよこ　　　　ジョン　ローレンス　さく　　評論社　　　　　　　　　　　　いけ　ひろあき　やく　　　　　　　　　　　　　　思ったよりきいていたようです。　泣いている子がいる中で読み聞かせするのは、ちょっと大変です。でも、だからといってイライラしながら読むのは子供達のためにはなりません。それなりにベストを尽くすのみです。　　今日は、コウモリの子騒動もあり、疲れました。　でも、失敗は成功のもと、子供達は意外と今日のような日のことを覚えているんです。また、子供達が喜ぶ絵本を探します。　子供達の１人があとで、カタカナを聞きにきました。子供はどんどん覚えていくのです。

  July 20, 2005

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  七月の読み聞かせ（一回目）

  　今日は七夕です。いつもは水曜日なのですが、仕事が入り変更になりました。ラッキーなことに七夕当日に七夕の絵本を使えました。　今日は次の通りに読み聞かせました。様子も書いておきます。　　　たなばたプールびらき　　　　中川ひろたか　文　　　　　　　　童心社　　　　　　　　　　　　　　　　　村上康成　　絵 　　今日は部屋の真ん中に七夕が飾られてとても素敵です。子供達の手作りの飾りは何とも言えない良さがあります。　　いつものように子供達が敷物を私のリュックから出して、好きなところに広げます。短冊を読んで振り返ると、思い思いのところに座って待っています。　読み聞かせのはじまり　はじまり。　ご挨拶のあと、さっそくこの絵本を読み聞かせました。この絵本は自分の本で、今回が２回目、一年に一回しか使いません。今日はとても静です。楽しく聞いています。　字もずいぶん読めるようになってきました。順調です。　さて、次の絵本です。　　あめのひの　ころわん　　間所ひさこ　作　　　　　　　　ひさかたチャイルド　　　　　　　　　　　　　　　黒井健　絵 　以前、このシリーズの絵本を読んで、とてもかわいらしい作品でしたので、また、別のものも読み聞かせに使おうと思っていましたのです。　子犬のころわんがとてもかわいいのです。　あとで、保母さんが「なにか懐かしい感じの作品ですね。とても好いです。」と言ってくれました。　　せんたくかあちゃん　　　　　さとうわきこ　さく　え　　　福音館書店 　これは、この日記で紹介したときに自分の次に使おうと思っていました。これと　「たなばたプールびらき」は今日の読み聞かせに予定していました。これに組み合わせたので、次の絵本が悩みました。　結局、冒険でしたが、これにしました。　　あげは　　　　　小林湧　ぶん　え　　　　　　　福音館書店 　作者の観察眼の確かさがこの絵本を幼児から大人まで、充分通用するものに仕上ています。「ぴよぴよひよこ」とどちらにしようか迷いましたが、声を出して、読んで決まりました。読みやすいものは聞きやすいのです。もう一方は次回に回すことにしました。　たまたま園で、自然観察をしたばかりだと、あとで知りました。タイミングにも助けられたようで、良く聞いていました。最後に　　　月ようびはなにたべる？　　　エリック　カール　え　　　　　　　　偕成社　　　　　　　　　　　　　　　　もりひさし　やく 　今日はこれは絶対いれたかったのです。　外国の絵本の良さがあり、他の本と違った絵も新鮮です。　読み聞かせの練習をしていて、裏のほうに楽譜があったので、いそいで、ピアノで練習しました。でも、あまり、自分の好きなメロディでなかったので、歌うのはやめました。当然、読み聞かせで子供達に楽譜のことを聞かれ、嘘はいえないので、そのようにいいました。裏表紙はその本の絵が全部載っていましたので、子供達に、逆に、質問して、たのしみました。　今日はうまくできた日でした。終わり　　　

  July 7, 2005

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  子供達が大好きだった長新太の絵本

  　昨日の夕方、長新太さんが亡くなられたことをニュースで知りました。　よく読み聞かせに使い、子供達に人気のある作家でした。　そよそよとかぜがふいている　　　　　　　　　教育画劇　　　　　　　　　　ぼくのくれよん　　　　　　　　　　　　　　　講談社　　　　　　　　　　へんなおにぎり　　　　　　　　　　　　　　　福音館書店　　　　　　　　　あわてんぼライオン　　　八木太宣子　　　　　徳間書店　　　　　　　　どれも人気がありました。これからもたくさんよんでいきます。　たくさんの本をありがとうございました。　心よりご冥福をお祈り致します。　　　　　　　　　

  June 27, 2005

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• 字が読める子供のための読み聞かせ

  　今、私がしている読み聞かせはブックスタートも視野に入れた読み聞かせです。積み重ねとは、大きいもので、小学低学年用ぐらいは楽しく聞いてくれます。この段階では充分過ぎると思っています。ですが、選択の幅が広がったので、その中でめいっぱい本を楽しんで聞かせたいと、思います。子供の心の成長を考えると、今楽しめるものを探してあげることが大切だと思うのです。　自分は読み聞かせがあまりうまくないことを自覚しているので、無理せず子供達と楽しむことに心がけてきたことが、結果的には良かったと思います。　読み聞かせの技術はしているうちにつきます。大事なことは、子供達と本が楽しいという気持ちを共感することです。何よりも基本です。これが、子供達の次のステップになるのですから。　さて、字が読めるようになれば、子供は自分で本を読むようになります。本好きの子供は、沢山の本を読み始めます。ですから、本の選択はあまり、心配しないでも、聞いててくれます。でも、選ぶのは大変です。選ぶ幅が大きいのです。自分が楽しめるもの、そしていろんなジャンルから探すことです。人の好みも千差万別　みんな違うのですから。この段階で本嫌いの子も出てくる可能性があります。読んでいる人が楽しそうにしていることです。そうすれば、聞いてくれます。　小学校等では読み聞かせだけでなく、ブックトーキング（本の紹介）をお勧めします。本のおもしろさを知らせ、自分で読んでもらうようにすることです。自分で本が見つけられるようになるための補助だと思って下さい。　子供は個人差が大きいので、いろいろ取り混ぜて知らせて下さい。　続きはまた書きます。パソコンの調子が悪く、また、途中で消えたらまた書き直しです。３度目はメゲます。　

  June 26, 2005

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• 読書習慣（子供の未来のために）これは保険です。

  　本離れが進んでいます。今の社会情勢では本を読まなくても情報は手にはいるし、娯楽ならいくらでもあるので、本を読むことがそんなに必要ないだろうかと疑問に思うのではないでしょうか。現実は、逆です。情報社会だからこそ、読む力が必要です。私たちの周りは多くの情報で満ちあふれています。その全部を取り込むことは無理です。では、どうすればいいでしょう。必要なものと必要でないものを選択することです。そのために個人の判断能力が重要になってきます。情報が正しいとは限りません。名の知れた本でもおかしいこと思うことだってあります。情報を鵜呑みする危険性を認識することです。　簡単にいえば、自分で欲しい情報があれば、調べ、いるものいらないものを選び必要なものを自分のために使うことです。その正しい選択出来るために必要とされるのが、読む力であり、知識です。　これからの社会情勢を考えると自己責任の時代といえるでしょう。豊かな暮らしの本質は何でしょう。自分が自分らしく生きていくために、変な契約にだまされない、悪徳商法に引っかからない、自分の人生を選択する力を養っていくことが必要です。　昔の人がいった、読み書きソロバンこれが、基本だと思います。　だからといっていって一生懸命子供にお勉強させればいいとは思いません。本を読む楽しみを教えれば後は子供が自分でします。基礎を楽しく作ってあげればよいのです。基礎学力はパソコンのツールのようなものです。何でもするためには道具は必要です。　読書習慣は大人になったとき、安心して暮らしていける保険のようなものと思います。　子育ての間心がけてきたことが、あります。お互い楽しんで暮らしましょうと。自分が楽しめないことを子供に強制すれば、その場かぎりの結果は得られます。でも、すぐ、忘れられてしまいます。安全弁だと思います。人間嫌なことは忘れるようインプットされているのでしょう。そうでなければ病気になってしまいます。　子育てをほぼ終えて言えることです。無理強いしなくて良かったと。子育ては長い時間がかかります。ゆっくり、楽しんで、本を読んだり、遊んだりしてください。遊びはりっぱな勉強です。　

  June 24, 2005

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  ６月の読み聞かせ（２回目）

  　今、読み聞かせをして帰って来たところです。　今日の様子を書きます。　午前１１時くらいから絵本を５冊読んでいます。　今日の絵本は　　オオカミのともだち　きむらゆういち　文　　偕成社　　　　　　　　　　　　田島征三　絵　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はっぱのおうち　　　征矢清　林明子　　　　福音館書店　　　　　　　　　　おべんとうのえんそく　　矢玉四郎　　　　教育画劇　　　　　　　　　ゆめのきかんしゃおいかけろ　トシ　マサヒロ　　PHP研究所　　　　　　　　　ちいさなヒッポ　　　マーシャ　ブラウン　さく　　　　偕成社　　　　　　　　　　　　うちだりさこ　やく　　　　　　　今日のメインは今の季節にあわせて、「はっぱのおうち」で、それを中心　　に組み合わせました。　　　実は最後の本は別のものを用意して読み合わせをしてたのですが、　　　　グリム童話「つぐみのひげの王さま」ヒェッリクス　ホフマンえ　　大塚勇三やく　　ペンギン社　　　　　　　　　　　これは今日の組み合わせでは、長すぎると思い、変更しました。　　じっくり聞いてくれる秋に使うつもりです。気候も子供達に影響します。　　私のお気に入りの絵本です。このフェッリクス　ホフマンの本が好きで　　何冊か持っています。この人は１９７５年に亡くなっています。世界で　　もっともすくれた絵本画家といわれています。本当にいい絵本です。　　今日の本はどれも好評でした。４冊目の「ゆめのきかんしゃおいかけろ」は　　読み合わせに少し手間がかかります。言葉が少ないうえ擬音語をうまく　　言えないといけないので。これは、前にお話しした想像力を高める本です。　　うまく入れると、子供達は不思議な世界に入ったように感じるはずです。　　　　次回７月の読み聞かせ（１回目）は「たながたプールびらき」を中心にして　　絵本を組み合わせるつもりです。

  June 22, 2005

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  ６月の読み聞かせ（番外編続き）

  　沢山のアクセスありがとうございます。　　今日は絵本の絵について書きます。　前に読み聞かせに使う本は図書館で探すことをお話ししました。　さて、沢山の本からどうやって探すのでしょう？至って当たり前のことです。表紙の絵と題そして作者です。まず、絵です。子供達に読み聞かせるために、分かりにくいのは選びません。お母さんが選ぶときは気にしないで、色々なものを子供に渡してあげて下さい。沢山の本に出会い経験するのですから、読み聞かせの限られた選択とは異なります。友達に少し離れて見てもらうといいですよ。　次に物語を読んで、子供達にとって好いストーリーか、長すぎないが、読んでみれば或る程度わかります。また、主人公が人だったり、物だったり、動物だったり、重ならないように、また、人気のある作者のを見つけるとそれも選んでおきます。いつも１５冊ぐらい選んで帰ります。自宅で、検索して、絶版ははずします。半分ぐらいになることもあります。後は、声を出して読んでみます。好い絵本は楽しく、引き込まれていきます。そうして、自分の本でバランスをとって良い選択を心がけています。　絵本は絵と文章で成り立っています。そして、文章はとてもシンプルにまとめられていますから、絵がその他の全てを表現しているわけです。文章に書かれていない多くのことが、絵に込められているのです。子供達は絵を見ながら、いろいろ想像するこころを育てていくのです。子供１人１人が思い思いに想像できるのが絵本の好いところだと思います。　私は心がけて、あまり文章のない絵本を入れます。いつもではありませんが。このような絵本は、読み聞かせをする人間にはきびしいものです。文章ば少ないのでごまかしがききません。失敗すると、後の本に子供達が集中しなくなります。でも、してみてください。子供達の想像力と成長に驚くと思います。５冊のうちの２３番目に入れています。このような本は少ないので出会った時にしています。　　ようこそ森へ　　村上康成　　徳間書店　　　　　　　　 書いておきます。次は２回目の読み聞かせを書きます。　

  June 19, 2005

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• ６月の読み聞かせ（番外編）

  　今日は読み聞かせをしていておもしろかったことを書きます。　私は読み聞かせボランティアをしていますが、本来はボランティアを援助するために資格を取り勉強してきたので、読み聞かせの経験は我が子達のみでした。本が大好きでしたのであまり気にはしませんでしたが。ですから、託児所で読み聞かせを依頼され、子供達と一緒に色々な体験をしたとも言えます。　子供はとてもストレートです。おもしろくなければ見向きもしません。始めた頃は「読み聞かせの時間ですよ。楽しいですよ。」これだけを目標にして、読み聞かせをしていました。ですから、少しの小道具（敷物　指人形）と歌や手遊び　指遊び　わらべうたも組み合わせました。こんなことをしながら、お互いに慣れ，本の楽しさも覚えていってくれました。３０分くらいのための下準備にかなりの手間をかけました。大変のようですが、みるみるうちに目を輝かせて絵本を見るようになった子供達の成長は驚くほどです。　最初のころに選んだ絵本は、２　３才中心で分かりやすい楽しいものばかりでした。その中でお気に入りは「もこもこもこ」です。とてもおもしろかったのは、子供達が自分たちで本のリクエストをするようになったことです。「もこもこもこ」も読んでといわれ、読み聞かせたのですが、私が、「もこ」というと、子供達が「もこ」と返してくれます。最後まで声のかけあいが続きました。読んでいる間とても楽しく幸せな気持ちで胸いっぱいでした。　手間暇かければ、報われると喜びはおおきいものです。ボランティアはしたことに対する対価を期待すると続けられません。自分がなにをしたいか自分できめることです。読み聞かせがどんな形で子供達の未来につながるのか、楽しみです。　この話はおちがあります。また、「もこもこもこ」を読んでみました。子供達が「また？」という顔をしました。あきたようです。　　次は、絵本の絵について書きます。

  June 18, 2005

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  小さな子供のための絵本

  少し大きな子でも大丈夫ですよ。　　かおかおどんなかお　柳原良平　こぐま社　　　　　　わたしのワンピース　にしまきかやこ　こぐま社　　　　　　　　　ちびゴリラのちびちび　ルース　ボーンスタインさく　いわたみみやく　ほるぷ出版　　　　　　　　　　　　　そら　はだかんぼ！　五味太郎　偕成社　　　　　　　　　おさじさん　松谷みよこ　東光寺啓え　童心社　　　　　　子供達の読み聞かせのお気に入りです。読んでみて下さい。　

  June 17, 2005

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• ６月の読み聞かせ（１回目の続き）

  　今日は本の選び方です。私が、読み聞かせをしている子供達は１才から５才ぐらいで、年齢差が大きいほうです。こういう場合は、マニュアル通りだと小さい子供に合わせるのですが、それでは、子供達が途中であきてしまいます。読み聞かせを始めた頃は、本の楽しさが分からなかったので、２、３才中心に選びましたが、この頃は、小学生低学年用まで選択出来るようになりました。子供はおもしろければ話しが長くても喜んで聞いています。　基本的には、悲しい話は読まないようにしています。月２回１０冊の読み聞かせで、心を豊かにと考えると、悲しいことはいっぱいありますから、いやなことがあっても、心が幸せな気持ちに戻るようにしてあげたいと思っています。　本は、自分の本と図書館で借りてきたものを使っています。図書館で１５冊ぐらい借りてきて、絶版になっていないか検索します。絵本はすぐ、絶版になることがあり、運が悪ければ、半分が絶版なんてこともあります。いい本は再販されますが、読み聞かせで気に入った本は、子供はすぐ欲しいものです。子供の成長はとても早いのでこの時期は、本もリアルタイムです。親の読み聞かせとの違いだと思います。それから、読み聞かせの練習をします。いい絵本は言葉が美しく滑らかでとても読みやすいし、話もおもしろいので、すぐ分かります。自分が楽しめないものは子供も喜びません。とても簡単なことです。ですから、練習もあきないところでやめます。子供は読み聞かせしている人が楽しんでいなければ、この本はおもしろくないのだとおもいます。一緒に楽しんでください。本が楽しいものだと分かってもらうことが一番です。また、いろいろな話を選び、子供が飽きないよう組み合わせます。バランスも大切です。読み聞かせにいく前に自分の本といれかえることも多いです。　幼児の脳はスポンジのように、言葉を吸収します。色々な言葉、文章、頭の中に辞書が出来るように思います。私が日本の絵本が多く読むのはこのことも考えてです。次回は、読み聞かせでおもしろかったことを書きます。

  June 17, 2005

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  6月読み聞かせ（１回目）

  託児所で読み聞かせを初めて２年を超えた。いつものようにリュックサックに敷物と絵本５冊、熊とウサギの指人形、敷物と人形は子供達に読み聞かせの時間であることを分かってもらうためです。気持ちを切り替えてもらうことです。小さな子供に読み聞かせる大事なことは、本を読むことが楽しい事だと思ってもらう事です。あとは心を楽しい優しいわくわくする気持ちでいっぱいにすることです。簡単のようですが、大変なとこもあります。　とんとんとんと　　五味太郎　　　クレヨンハウス　　　　　　　　　　きりかぶ　　　　なかやみわ　　　偕成社　　　　　　　　ちいさいたまねぎくん　せなけいこ　金の星社　おべんともって　森山京　片山健　偕成社　　　　　　　　　そよそよとかぜがふいている　長新太　教育画劇　　　　　　　　今回は日本の絵本になった。次回は本の選び方をお知らせします。

  June 16, 2005

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