ジャンプ16号感想(ネタバレ)です。
銀さんが手に持ってるのはお饅頭です。見えなくってもお饅頭!!
月曜日からずっと心臓がドキドキバクバクし続けた5日間。
タイトルがすげぇ不吉なんですが!( ̄□ ̄;)!!
と、盛大に慄いたところで、ピラ子ちゃんと華陀さんのツーショットから始まりました。
いやいやいやいや、待て待て待て待て。
そんなんいいから、お登勢さん出せや、空知んたまぁ!(゚Д゚)、ペッ!!
と毒づきたくなる乙女心。←( ´゚д゚`)エー
と、イライラしながらページを捲った4ページ目。
病室に横たわるお登勢さんの姿。
よよよ、良かった!ホントに良かった!!
集中治療室っぽいけど。意識は戻ってないっぽいけど!キャサリンやたまちゃんや新ちゃんや神楽ちゃん達は憔悴してるけど。それはそれで全然良くないけど、ちゃんと生きてます。ホント良かった。
すごく良かった。まだ油断はできないけど、少なくとも死の縁からはギリで連れ戻すことができたわけで。銀さんが間に合って、心の底から良かったです。
あ、やべ、素で泣きそう。
っつかね、間に合ったんです。間に合ったんだって、銀さん。
ちゃんと間に合ったから。しっかり間に合ったから。お登勢さんが逝ってしまわない限り、これから何度だって、大事な人を、師匠を、親を背負えるんだから。だからさー。
「…オレァもう 何も…護れる気が……しねェ」
なんて言うのは止めようよー。銀さんにそんなこと言われたら泣いちゃうじゃん。問答無用で泣いちゃうじゃん。
そんな中。
「四天王の派閥争いが激化し、お登勢さんが死に、若頭の勝男さんが死に、かぶき町はもうダメかもしれない。」
長谷川さん、源外さん、狂四郎さん、辰巳姐さん、鉄子ちゃん、小銭形さん。そして姉上の周囲にそんな噂がながれます。渦を巻いて流れます。
そして、勝男さんが語る次郎長さんとお登勢さん、辰五郎さんの昔話。
こんな内容じゃなければ、素直に、次郎長さんの若かりし頃って
ガングロの白夜叉みたいで超かっけぇ!☆(≧▽≦)☆!
と浮かれポンチでキリキリ舞いするところですが、次郎長さんとお登勢さんの因縁について勝男さんが語ったところによれば。
次郎長さんが辰五郎さんを殺したわけじゃなくて。戦争の最中、次郎長さんを弾丸から庇って、辰五郎さんは命を落としたのが真実だったようです。
まあね、どうせね、そんなことだろうと思ってましたよ。(゚Д゚)、ペッ!!
だって、空知んたまの描くキャラだもの。空知英秋が産み出した人物達だもの。
敵側に描かれていたとしても、高杉さんは松陽先生を護りたかったんだろうし、伊東先生は真選組を護って逝ってしまったし、鳳仙は日輪さんを護りたかっただけなんだろうし、地雷亜だって月詠さんを護りたい一心だったんだし。
銀魂に出てくるのは、誰もが遠回りばっかりだったとしても、大切な人を護れなかったことを悔やんでるか、護り通そうとして逝ってしまったか、護り通して生きてる人達ばかりだもの。
だから銀さんも
「…オレァもう 何も…護れる気が……しねェ」
なんて言うのは止めようよー。銀さんにそんなこと言われたら泣いちゃうじゃん。問答無用で泣いちゃうじゃん。号泣しちゃうじゃん!号泣したら広島が涙の底に沈んじゃうじゃん。溺れ死んじゃうじゃん。
切なすぎるじゃん!
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と、ここまで書いたのは、ただの前置きです。前座です。本番はここからです。真打はここからです。とりあえず叫ぶ。
空知英秋のバカヤロウ!
紛らわしい書き方してんじゃねぇ!ふざけんな!オマエの母ちゃん何人だ!!!
あーもう、どれだけ罵っても罵り足りません。私に言えるのはこの一言だけです。
空知んたま、大好きー!☆(≧▽≦)☆!
先週、お登勢さんが死んだかもしれないと全国の銀魂狂を不安のどん底に叩き込み、今週は今週で17ページかけて、キャサリン、たまちゃん、新ちゃん、神楽ちゃん、定春を泣かせ、銀さんを「フニャチン野郎なアホの坂田」(byキャサリン)に描ききり、やっぱり不安の二番底に叩き込んだくせして、最後の2ページでやってくれました。
やりやがりました。
月曜日から5日間。モヤモヤした甲斐がありました。
「『銀魂』の主人公は全く逆で、主人公が『変化しない話』なんです」
「その場に落ちてたまる涙じゃなくて、そこから将来の道に
テンテンと落ちてくような、そういう涙が描ければと思っています」
っていう空知んたまの言葉(byクイックジャパン)を脳内に五寸釘でガリガリ刻みつけた甲斐がありました。
止まない雨はありません。明けない夜もありません。
銀さんは「変わらない主人公」なんです。大事なものをちゃんと「護れる」主人公なんです。
「もう約束破るワケにはいかねーんだよ
アイツらまで死なせたら オレァホントにバーさんにも旦那にも顔向けできねェ」
「バーさん 家賃は必ず返す だから……待ってろ」
もう一度叫んでいいですか?っつか、ダメだって言われても叫ぶ。拡声器もってご近所中に触れ回りたい気分なのを必死に抑えて叫ぶ。
空知んたま、大好きー!☆(≧▽≦)☆!
最後の2ページで全て吹っ飛びました。
四天王を一人で相手取るつもりな銀さんに。
お登勢さんと銀さんの会話に。
お登勢さんに向ける銀さんの笑顔に。
うん。もう、これだけで宇治銀時丼と土方スペシャルを交互に30杯くらいはいけそうです。嘘です。さすがにそれは無理です。糖尿と高血圧と動脈硬化のトリプルパンチで死んじゃいます。
っつか、それくらい一気に浮かれポンチです。ウキウキが止まりません。
銀さんがいれば、銀さんが将来を見据え続けてさえいれば、お登勢さんだけじゃなく、万事屋もかぶき町も次郎長さんもピラ子ちゃんも問答無用で護れるはず。
「家賃は必ず返す」じゃなくて「家賃は必ず払う」なんじゃね?ってことなんか全く気になりません。
前回、次郎長さんに剣で貫かれたはずの銀さんの右手に怪我一つないことも、全然、これっぽっちも、1ミクロンも気になりません。
銀さん、いくらなんでも回復早すぎね?( ̄□ ̄;)!!右手は傷一つないのに、なんで左頬には湿布貼ってんの?┐(゚⊇゚)┌ 空知んたま、しっかり!!……なんて野暮なことはつっこみません(笑)
なんたって銀さんってば、「自分の剣が届く範囲はのべつまくなし俺の国」ゾーンを発動し、関わった連中を無差別に護ってやるぜスピリッツダダ漏らしの人だしね!☆(≧▽≦)☆!
ところで、銀さんとお登勢さんの二人を見てて、ふと思い出すのは石川啄木のこの歌でした。
「たはむれに母を背負いてそのあまり軽きに泣きて三歩あゆまず」
(石川啄木の性格や生き様はさておき)哀しい意味を背負った歌ではありますが、銀さんならお登勢さんが軽いのをいいことに300メートルくらい余裕でダッシュできるんだろうな~っていう(笑)
ブツブツ言いながら、内心嬉しくて仕方無いだろう銀さんを妄想するとニヤニヤしちゃっていけません。
前回と今回の17ページ分は沈みきってたのに、最後の2ページで浮かれポンチです。
これを専門用語で「泣いた烏がもう笑う」と言います。
テストに出るぞ!気をつけろ!☆(≧▽≦)☆!←浮かれすぎー
「銀魂」を好きで良かったです。銀魂ファンを続けててホント良かった♪
浮かれついでにこっそり蛇足感想。
心配そうな姉上のアップがあったってことは、この長編のエピソードは銀さんと姉上のほのぼのまったりで決まりってことですか?ってことは、姉上の「不器用な人…でも私はちゃんとわかってますから」(第8訓)が発動しちゃうって前振りなの?☆(≧▽≦)☆!
と、ウキウキしっぱなしだってことは内緒です(笑)←願望まみれの妄想がダダ漏れです。
【巻末コメント】
「すいません、バレンタインのチョコ、時間差でたくさん届きました。ありがとうございます!」
あ~やっぱりね~。14号の巻末コメント「バレンタインチョコ沢山ありがとうございます。年々減ってきてる気がするのは気のせいさ!!」はおかしいと思ったんですよね~。今の銀魂人気で、チョコが減るわけないじゃんねぇ。
と鬼の首をとったように言ってみる。←実際は14号感想で「生々しっ!( ̄□ ̄;)!!」とか書いてたのは記憶からサクっと消去。(ぇー
っつか、これって、中崎担当がボケをかまして渡し忘れてたって理解でいいんでしょうか?
教えて!銀八先生!!
【映画情報】
3月20日はTOHOシネマズ限定雑誌「シアターカルチャーマガジンT.」銀魂特集の発売日!☆(≧▽≦)☆!
空知んたまの超ロングインタビューが掲載されてます。
この3連休に買いに行けそうなら行きたいです。
⇒ゲットしました!感想は別日記で♪