昨日は昼頃に会社を出て、自分で運転をして群馬に行ってきた。
目的は元旦特番のロケハンだ。ロケハンとはロケーション･ハンティングの略。
つまり、撮影する場所を探したり、下見をする事。
「おいっ！どん、聞いておくれ」
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関越自動車道で群馬に入ると、雲ひとつない大晴天。
左側に妙義山、その奧には浅間山が見えた。
関越を挟んで、右に赤城山、左に榛名山。
ずーっと先の武尊山や谷川岳には雪が掛かっていた。
あんなに綺麗に抜けていたのは久々じゃないか？そして見事な紅葉！
ハンドルを握っていたので写真を撮れなかったのが残念だ。
予定通り２時に赤城インターを降りて、望月建設へ直行。
ここの会長は、「徳川埋蔵金大発掘」で一緒に仕事をしたのが縁で、
その後も何かとお世話になっている。
「奇跡の生還者たち」という特番では、大がかりな再現を仕込んでくれた。
１００メートル近い崖から車を落としたり、
大型トラックの横転事故、正面衝突、火事、水浸しになった家などなど。
赤城村（現在は渋川市赤城町）は、俺にとってのハリウッドだ。
望月会長と打合せをして、焼き饅頭屋へ。
コンニャクのおでんと漬け物を御馳走になった。
全て自家製で、とてつもなく美味しい。東京では食べられない味だ。
しかし、ここで「美味しい！」とは言っていけない。
会長は「美味しい！」と聞くと、「持って帰れや！」と絶対に言う。
そして、山のようにコンニャクや沢庵や白菜の漬け物をくれるのだ。
昨日は、焼き饅頭を１０本「持ってかえれや」だった。
店のおばちゃんたちと話しているうちに４時を過ぎてしまった。
慌てて会長と、「棚下不動の滝」を見に行った。
落差は４０メートルほどだが、想像していたよりも、いい滝だった。
そんなこんなで、昨日の最終目的を達成。
会長に別れを告げ、関越自動車道にのった。
自分の頭の中には「高崎で一泊して、妙義山に行こう」と考えていたが、
ラジオの天気予報では「明日は天気が崩れる」との事だった。
雨の中を山登りするほど元気じゃないので、真っ直ぐ東京へ。
途中、雷つきの凄い土砂降りの雨。
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どんは俺の仕事のことは興味がないらしい。
そんな所までヨメに似ている。
