2013/03/24(日)14:14
霞か雲か・・
高砂の
尾上の桜
咲きにけり
外山の霞
立たずもあらなむ
「あら」は、「存在する」の意味の動詞「あり」(ラ行変格活用)の未然形。
「なむ」は、願望の助詞。
従って、
「立たずもあらなむ」は、
「霞が立たないでいてほしい・・ナ。」 となる。
ホヤ流: 古典の楽しみ方
「奥の山の頂き近くの桜が咲き始めた。
霞が出て、この桜を隠さないで欲しい・・ナ。」
なんでかな?
そこで考察すると、
「私は、麓のこの家の庭先で、
山の上のボワ~っと咲いている桜を、もう暫く眺めていたいのだヨ。」
ということになるのだヨ。
だからど~~した?
なんて言う人とは、もう遊んでやんない・・・
因みに、
画像は、鹿児島地方で咲き始めた今年の桜をお借りしました。